StarwaveのDisney&Hotels Life

ディズニーとホテルライフが趣味の夫婦が綴る宿泊記

モデレートツインA@蒼の湖邸 ビワフロント彦根

スポンサーリンク

滋賀県彦根市に23年8月リブランドオープンしたビワフロント彦根に宿泊したので記録していきます。

目次

 

 

ビワフロント彦根

蒼の湖邸 ビワフロント彦根

鳥人間コンテストで有名な松原水泳場至近の10階建てのホテル

同番組で必ず映る彦根のランドマーク的建物なので見覚えある方も多いと思います。

元は彦根グランドホテル(旧彦根プリンスホテル)として営業していましたが、廃業。

約2年程度の空き家期間を経てホテルニュー淡路グループが買収し約30億円かけてフルリノベーションしました。

全38室+ヴィラ12室のスモールラグジュアリーホテルです。

前評判が不安すぎた

開業あるあるだけど・・・

宿泊したのが、オープン2ヶ月後くらいで、まだ口コミが少ない状態でしたが、開業したてあるあるで厳しいご意見が多くて、

  • ソフト面が最低(特にスタッフの対応の悪さと清掃不良)
  • 予約内容が客室に反映されていない
  • 夕食のボリュームが少ない

などなど・・・

ニュー淡路グループということで、YoutubeやブログでPR系の宿泊レポあるかなと探すも、無く…

流石に不安になってキャンセルを考えるも自分が予約したわけじゃないグループ旅行だったのでそうはいかず、かなり不安がある状態で足を運びました。

(安心してください。この後最高の体験の連続で褒めちぎります。※PRではありません。)

 

というわけで、今回はいつもより写真多めの長編です。どうかお付き合いください。

 

外観

建物自体は昔のまま

まず外観です。

前身の施設をそのまま利用しているので見た目はこれまでと変わりません。

写真右手のホール見たいのはバンケット棟でこれから宴会・結婚式ができるようになるそうですが、まだ改装中でした。

お話を聞いた偉い方が改修が終わっても、宿泊オペレーションが軌道に乗るまではバンケットや外来対応は行わないと言っていました。

琵琶湖側

琵琶湖側からはお部屋のテラスが見えます。

ホテル棟は全室テラス付き。

両サイドが露天風呂付き客室(02~05は同タイプの部屋)

1フロア5室で両サイドが露天風呂付き、中3室がモデレートルームです。

テラス部分はリブランド時に付け足したもの。

左:モデレート、右:露天風呂付き

低層階は結構モロ見えなのでに露天風呂は入るタイミング考えものです。

グラウンド

エントランス前にはテニスコートやバスケットコート、幼児用の滑り台などがあります。

テニスコートは有料で時間貸しだそうです。

無料の貸し出し品など(公式HPより)

無料の貸し出し遊具としてはサッカーボール、バドミントンラケット、ストラーダーなどです。

EVカート

ヴィラ棟への移動ツールとしてEVカートが2台ありました。

ゴルフ場で使われているモデルをカスタムして荷台をつけたそうで、車両価格は「普通車が買える」値段だそうです。

荷台はベビーカーを展開したまま載せれるなど十分なキャパがあります。

カートとは思えない運転席

運転はホテルスタッフが行います。

アナログ時計がついていたり、計器類がカートというより乗用車ライクで高級感あります。

乗り心地もすごくよかったです。

お犬さん用カートと荷物用カート

こちらのホテル、ドッグフレンドリーでワンちゃんも泊まれるホテルです。(ヴィラのみ)

貸し出し用のドッグカートがたくさんあったのが印象的でした。

また、柱の右横にある木製っぽいカート、おしゃれでした。

エントランス階

では建物の中へ入っていきます。

入った瞬間、一瞬だけレトロ臭

チェックインは15時ですが、この日は天気が悪かったので、彦根城周辺で昼食後13:30くらいに到着。

チェックイン開始時間までは1階で待つことができ、キッズスペースや無料のレンタル遊具の利用もできるということで子供と遊びながら待ちました。

1階はエントランスで、フロントはありません。

エントランス階全景

ドリンクコーナー

簡単な待合席とキッズコーナー、終日設置のドリンクコーナー(黒豆茶・梅酢)があります。

キッズコーナー

キッズコーナーは絵本メインで、面白く読みやすそうな本が多かったので待っている間結構たくさん読めました。

テラス席もいい感じ

エントランス階の中庭にあるテラス席、なかなか気持ちよかったです。

ランドリー、製氷機、自販機コーナー

キッズスペース奥、10階ラウンジ直通EVの横にセルフコーナーがあります。

ランドリー、製氷機、自販機コーナー

レンジ、自販機、ランドリー、製氷機があります。

コンパクトながら大事な設備です。

チェックイン

14:30前にチェックインの準備が整ったのとアナウンスが入り、到着順に名前を呼ばれチェックインへ誘導されます。

チェックインはホテル最上階:10階のラウンジでおこないます。

直通エレベーターに乗って10階に着くと・・・

赤備えの扉

彦根城城主の井伊家の代名詞井伊の赤備えをモチーフにした扉がお出迎え

扉が開くと・・・

扉オープン

琵琶湖どーんです。(すみません...荒天で真っ白です。湖の絶景を想像してください)

まぁこの日は悪天候で絶景ではなかったですが、それでも感動できたので、晴天の日のファーストインプレッションは言葉にできないほどかと思います。

ウェルカムサービス

ウェルカムサービスでハーブドリンクとベリータルトをいただきました。

少しエンタメ性のあるサービスで子供が喜んでいました。

チェックインはタブレットで宿泊者情報を記入するだけ。

ですが、ルームキーが手渡されるまではその後20分ほどかかったと思います。

そのままお部屋まで案内していただき、一通りお部屋の説明があってチェックイン終了。

ウェルカムサービスと図書を堪能していて「待たされた感」はなかったのですが、お部屋に入って時計見て「もうこんな時間か」と気がついてわかりました。

ラウンジ

10階ラウンジ

ラウンジはチェックイン以外の時間も利用できます。

コンセント付き

テーブルによってはコンセントがビルトインされており、ワーケーションに対応しています。

もちろんWi-Fi飛んでます。

ブックコーナー

ブックコーナーには郷土に関係する写真集、雑誌、などなどがありかなり興味深いです。

どれも面白くてナイトキャップの時間帯に何冊か読ませてもらいました。

売店

奥にはセレクトショップがあります。

滋賀の良いものを集めた感じで、なかなかおしゃれです。

お部屋でおつまみになりそうなものやアイスクリームもあります。

ドリンクサービス

提供されるドリンクは時間によって変わります。

17時以降のカクテルタイムの際も食べ物はナッツだけです。

左:食前酒、右:ナイトキャップ

基本的に全員、夕食付きのプランで宿泊しているのでラウンジのフードプレゼンテーションが不要なんでしょう。

冷えた泡と美味しいナッツを無料でいただけるだけ最高です。

売店でも売られているナッツ

ナッツはラウンジ奥の売店でも販売されています。

結構有名なブランドで、いいお値段で売られていました。

going-nuts.com

実際、過去イチレベルに美味しいナッツで手が止まりませんでした^^

スパークリングはイタリアとスペイン2種

ラウンジで飲む泡の1杯目ってほんと至福ですよね。

ラウンジは、フードプレゼンテーションがないのと、夕食時間前後の利用なので、回転が良く混雑した印象はなく、とても落ちついていました。

ナイトキャップの時間は照明が暗めに落とされて、暖炉?みたいなところで火がゆらゆらしていて、ロッジにいるような感覚でした。

 

それではお部屋を見ていきます!

 

モデレートツインA

今回は最もベーシックなモデレートツインAに宿泊しました。

モデレートツイン間取り(公式HPより)

50平米(客室37平米・テラス13平米)です。

同じ間取りのモデレートBはエキストラベッド可やコネクト可に対応できるお部屋になっています。

廊下

スライド式の扉

モデレートの扉は、珍しいスライド式。

間口が広く取れるのでベビーカー利用には有難いのですが、全開の状態で固定できないのと、そこそこ早いスピードで閉まるのがマイナスポイント。

ルームキー

ルームキーはカード式です。

入口からお部屋を

入った瞬間、和室のような広さと天井の高さを感じます。

玄関

玄関はフラットですが、下足箱があり、メインルームは土禁です。

明確な土禁部屋は子連れ安心です。

空調

空調コントロールはお馴染み三菱のタッチ式

窓側から入り口を

反対側から見るとこんな感じ。

廊下幅に余裕があります。

トイレ

ところで玄関横にトイレがあります。

手洗い付きで十分な空間があります。

メインルーム

メインルームはこんな感じ。

37平米とのことですが、もう気持ち広く感じます。

セミダブルベッド、ソファ共に窓側を向いています。

メインルーム2

テレビは50型

ホテルインフォは発展途上

ホテルインフォチャンネルは情報量少なめ、営業時間が訪問日のそれと異なった表示だったりまだ発展途上な印象。

その横はミニバーで、そういえばワーク用のデスク・チェアはありませんでした。

コーヒーマシーン

コーヒーはネスプレッソ。

デカフェはデフォルトです。

冷蔵庫

冷蔵庫の強度は普通

扉側のドリンク類は有料です。

EVホールの給水器

冷蔵庫内の左下にピッチャーみたい容器があると思います。

こちらのホテルは無料のお水がPETでなく給水タイプです。

給水器は各階EVホールにある赤備えカラーのやつです。

そういえばこちらにズボンプレッサーが置いてありました。

ケトル、急須など

 ミニバーの引き出しにはケトル、急須、アイスペールなどがあります。

日本茶と紅茶はティーバッグでこちらの茶筒に入っています。

マグのメーカーは「Koyo Japan」と書かれていました。

クローゼット

めちゃ広い荷物置きとセットになったクローゼット。

ハンガーも十分量あります。

このレイアウトが秀逸すぎて・・・マジで使いやすかったです。

館内着

引き出しを開けると館内着があります。

上下別のスクラブタイプ。

温泉はもちろん、レストランも館内着で利用できます。

テラス

 

琵琶湖一望

テラス席は琵琶湖一望です。

彦根くらい北に来ると湖岸の建造物が少なくなるので湖の大きさを実感しやすいです。

おぉ?!?!

夕方、風呂上がりにお部屋に戻ってきたら、テラスのサイドテーブルが光っていてびっくりしました。

スイッチがあるわけではなく?夜中には消えていたので自動なのかな?

確かにこのあたり、夜は真っ暗になるので、夕涼みの灯りにはかなりエモいかも。

ウェットエリア

続いてお部屋の一番奥、ウェットエリアを見ていきます。

シンクは、シングルながらかなり広いです。鏡も大きい。

ソープ類はオリジナル

ソープ類はニュー淡路グループオリジナルのタンクタイプ。

海藻系がブレンドされているようですが、個人的は程よいオーガニック臭がしました。

JWマリオット奈良などに置かれている、アロマテラピアソシエイツに似た印象です。

白サロニア

ドライヤーはまたまたSALONIAさん。犬山にひきつづきの白サロニアです。

アメニティ

アメニティは久しぶりのフルセット。一つ一つにニュー淡路ロゴが入っています。

顔パックもあって妻喜んでました。

お風呂

お風呂はなんと「温泉」です!!

蛇口の温泉演出がイイ

大浴場のアレみたいな蛇口からファサーっと出てくる「温泉演出」に結構テンション上がります。

浴槽が深いので、お湯張りに20分かかると言われました。

今回は1歳の次女と利用したので水位かなり低めでしたが、確かに時間かかりました。

お湯は無味無臭でサラッとした泉質、子供にも優しく気持ちよかったです。

子供用パジャマ

子供用パジャマは大人と同じデザインです。

「子供パジャマ」の中・大の2サイズがあるとのことでした。

ただこのサイズの目安はスタッフも把握しておらず、「着てみて合わなかったらフロントに電話して」と言われました。

ちなみに「中サイズ」は5歳・約110cmでほぼピッタリでした。

その他子供アメニティ

その他の子供用アメニティとして、歯ブラシ、ボティタオル、館内用スリッパがありました。

眺望

最後に眺望です。

まぁそうじゃないと困るのですが、琵琶湖ビューです。

左には彦根城、正面に琵琶湖唯一の有人島:沖島などが見えます。

彦根城の城感

夜になると彦根城がライトアップされていました。

ホテルから彦根城を見るとイイ具合に現代の建物が隠れてくれるので、松原水泳場越しに、多分戦国時代もこうだったんじゃないか?な眺望がのぞめます。

築城のセオリーである①高台②水路の確保がはっきりわかる遠目の彦根城のシルエットはワクワクします。

温泉大浴場

温泉:居醒の湯

温泉大浴場はホテル棟から渡り廊下で屋外に出たところにあります。

営業時間は6:00-11:00/15:00-24:00です。

4月から11月のグリーンシーズンは朝5時からオープンと書いてありましたが、今回10月宿泊でスタッフからは「6時から」とアナウンスされていました。

今回朝風呂利用できなかったので真相は不明です。

上から見る

上から見るとこんな感じで長屋ぽいです。

ヴィラ棟側からも直接の通路があります。

入湯税は折半

この大浴場、面白いのは男湯と女湯で所在の市が異なるんです!

男湯:彦根市

女湯:米原市

です。(欄干の傘あたりが境だったはず)

なので入湯税は両市へ半分ずつ納税しているそうです!

youtu.be

彦根市長の訪問動画でおっしゃってました^^

タオル

タオルは脱衣所に十分量あるので、客室からの持ち出しは不要です。

露天風呂

露天風呂はかなり深くて大人でも座ると沈みます。

通路側の浴槽にベンチがあるのでそこに腰掛けるタイプです。

こちら側にドライサウナがあります。80度と低温です。

内風呂

内風呂は逆に浅めで子供も安心。

少しぬるめ、ジェットバス付きです。

湯上がりテラス

両浴槽の間に湯上がりテラスがあってなかなか気持ちがいいです。

洗い場

洗い場の数は多いです。

ソープ類は客室と同じ

パウダールーム

スキンケアグッズ

パウダールームは普通。

ReFa!!

大浴場のドライヤーは大人気高級ブランドのReFaでした!!

噂通りの軽量、大風量で本当に一瞬で乾きました!!

www.mtgec.jp

(浴室内は全て無人の時間帯に撮影)

ヴィラ棟

先ほどカートのレビューを読んで、「ホテル棟なのになんでカート乗れてるんだ?」って思った方、鋭いです。

チェックアウト後にヴィラ棟の敷地を見学してみたく、スタッフに伺ったところ「カートでご案内しますよ!」とおっしゃっていただき、簡単なツアーをしていただきました。

ヴィラ棟エントラス

ヴィラへは外からのアクセスになります。

テニスコート横の通路を走ると石の門があります。

ヴィラ全景

ヴィラ全景はこんな感じ。

12室あります。

初見では入り口分かりにくい

平面でヴィラを見ると、自衛隊施設か?と思うくらい地味すぎて玄関がどこか初見ではわからないくらいです。

 

最低でも100平米越え

ヴィラは全室プライベートテラス・温泉付きです。

中にはドックラン付きのお部屋もあります。

一番広いヴィラは2室

最も広いお部屋は2室あるタイプA。

最大定員8名、広さはなんと230平米!!です。

笑っちゃう間取り(公式HPより)

タイプAはグランピングライクのドームテントとプライベートサウナがあるのが特徴です。

スタッフによると「この部屋から埋まる」そうで、半年後まで常に満室だそうです。

ネット予約は半年後までですが、電話予約だと1年後まで予約取得できるそうで、もしヴィラ泊まるなら電話予約を、とアドバイスをいただきました。

ちなみにキャンセル拾いは当日中に再び埋まるそうです。ミラコか。

焚き火テラス

スパ

ヴィラ棟内には焚き火テラスやスパがあり、よりラグジュアリーな体験ができそうです。

総括

お見送りが印象的だった。

23年8月に開業したばかりのビワフロント彦根の施設・お部屋の様子を記録していきました。

宿泊単品での体験だけでも、ハード面は完璧、ホスピタリティも前評判を払拭する完璧さでした。(チェックイン業務の若いスタッフだけはもう少し頑張りましょうな仕上がりです。)

特に「こちらのリクエスト透視できてます?」ってくらい的確に先読みした提案が連発してビビりました。

さらにチェックアウト帯の総出のお見送りサポートの頑張りも評価したいです。

車までの途切れのないエスコート、隙あれば記念撮影を提案、見えなくなるまで手を振るなどの抜かりないサポートは旅の締めくくりに重要なのでこれからも続けてほしいと思いました。

(支配人自ら諸業務やゲスト対応されていたのも印象的でした。)

ちなみに今回の宿泊費は1泊2食1名あたり約3.5万円。

引き続き食事編を記録しますが、それらも加味するとコスパは十二分で、再訪マストで検討したいホテルです。

starwave-disneyandtravellife.hatenablog.com

starwave-disneyandtravellife.hatenablog.com

 

アクセス

ココスの一個先

最後にアクセスです。

彦根市街地から10分圏内と観光エリアとのアクセスは抜群。送迎もあります。

自家用車でのアクセスですと、前身の施設が廃業してしばらくしての開業なので車のナビでは出てこないことがあります。

ホテル隣の、「ココス レイクサイド店」「クラブハリエ ジュブリタン」を目印に目指すと分かりやすいと思います。

彦根市街側からくると少々ホテルエントランスが突然現れる感覚なので注意してください。

駐車場は200台の無料Pがあるので、全然余裕です。