滋賀県湖北、ほぼ福井県との県境にある高規格キャンプ場:家族旅行村ビラデスト今津のファミリーコテージを利用してみたので記録していきます。
ビラデスト今津は、キャンプ場、コテージの他、合宿棟やホテルも備えた大型のレクリエーション施設です。
施設全体はこのようになっています。
下界からは、酒波谷林道をひたすらかけ上がって行きます。
ナビで「本当にこの道?!」と思うような案内をされますが、多分それで合ってます。
施設は、大きく宿泊エリアとレクリエーションエリアで構成されています。
各登山道と接続しているハイキングコースがあり、長いコースは90分かかるようです。
ゲートに料金所がありますが、ここは無人で、すぐ隣のであいの館(管理事務所)で手続きをします。
各施設の利用手続きはこちらで行います。
チェックイン14:00、チェックアウト10:00です。
売店にはキャンプ用品の他、水遊びグッズなども取り揃えていました。
ゴミは基本的に持ち帰りが推奨されています。
ホテルのようにコテージ内のゴミ箱にそのままゴミを残すことはできません。
もし現地で捨てるようであれば、管理事務所で45L:60円の指定ゴミ袋を買って、事務所外の指定場所に捨てます。
ファミリーコテージ
今回は、ファミリーコテージに宿泊しました。
ファミリーロッジは全10棟
周辺にはテントサイト、オートキャンプ場があり、キャンプに必要な設備は揃っています。
コテージの見た目はこんな感じ。
1階建て5棟、2階建て5棟です。
小さい子供がいる利用者が安全面から1階建てに優先案内されます。
入口正面から見るとこんな感じ。
今回は「ひのき」というお部屋でした。
快適定員:6名、最大定員10名です。(7名以上は寝具追加料金必要)
19,000円/1泊/1人です。
簡易宿泊施設に分類されるそうです。
ちなみにこのコテージは「貸別荘風」として宣伝されています。
玄関は普通におうちスタイル。
下足箱が大きくて使いやすいです。
まず入って目の前がリビング。
めちゃ広いです。
冷房の効きは良かったです。
照明はこんな感じ。
夜はビミョーに薄暗いです。
続いて寝室。
あ、手前の電話は各施設へ内線ができます。
部屋番号を入れるとコテージのお部屋同士で連絡も取れます。
こちらもフツーに広いです。
続いてキッチン。
シンク、ポット、ガスコンロ、電子レンジ、冷蔵庫、炊飯器があります。
自炊と言っても「キャンプ飯」というより「おうちご飯」ができそうです。
調理器具も完備ですごいです。
食器類は衛生上の理由で、持参が必要です。
トイレ・浴室はユニットバスです。
脱衣所の広さに反してユニットバスは激狭です。
お風呂の狭さが、品プリのシングルルーム棟以来の狭さでびっくり。
子連れには難しい狭さでした。(別途、大浴場があります)
ソープ類はないとの案内でしたが、一応ありました!
最初にお風呂使う時、全然お湯が出ない・・・と困った筆者。
管理室へ電話しようと浴室を出たところ、キッチンに給湯器があるのを発見!
まさかと思ってONにしたら、お湯が出ました!
ホテルボケしてました・・・^^;;
バルコニーはリビングから出られます。
こちらも写真では伝わりにくいですが広いです。
火器厳禁なので、BBQや花火は決められた場所で行います。
朝食は希望すると指定した時間にコテージまで届けてくれます。
パン、サンドウィッチ、ドリンク(選べます)の簡素な朝食ですが自家製とのことで、美味しかったです。
最後に眺望です。
標高550m。
森の隙間から、琵琶湖を一望できます。
湖北でこんな高いところから琵琶湖を眺められる場所もそんなにないので気持ちがいいです。
周辺施設
お散歩がてらコテージの周りを見学。
コテージ真横にはBBQサイト
夜は各宿泊施設から利用者が集まり大変賑わっていました。
広大なオートキャンプ場。
テントの展示会かと思うくらい、いろんな種類のテントが張られており、見るだけでも楽しかったです。
テントサイトはBBQサイト目の前の芝生広場の一角にあります。
芝生広場側にはキャンプファイヤーエリアがあります。
前夜、サッカークラブの子どもたちがやっていて、すごく楽しそうでした。
上記の地図上では、花火会場の記載になっていますが、筆者利用日のようにキャンプファイヤーが行われていると、花火会場は別の場所になります。(利用日はきのこの館隣の個別サイトAC無しの場所に用意されていました。)
絶叫のブランコ
森の交流館近くにある「絶叫のブランコ」は2019年に新設された設備で、SNS映えスポットとして、全国的に有名になったスポット。
ブランコとウッドデッキだけがある非常に気持ちのいい空間。
写真は夏の夕暮れ時。
夕方、早朝はなぜか全然人がいなくて遊び放題の気持ちのいい時間を過ごせました。
ちなみにみのりの館の広場には、赤ちゃんでも遊べるくらいの小さな遊具があって、結構楽しめます。
余談
セミの抜け殻フィーバー
コテージの周りには木がたくさんあります。
よく見るとセミの抜け殻(しかも状態が良い)が大量にくっついていて、取り放題!
長女、あっという間に虫籠いっぱいになるまで取って、さらにジップロックにも入れてました笑
くっついている木に傾向があったり、セミの大きさが違うことに気がついたりと夏休みの宿題にいいかも、と思ったシーンでした。
野生の猿
早朝の絶叫ブランコからの帰り道、なんか物陰が動いてると思ったら、猿でした。
別のグループは鹿を見たとのことで、急なサプライズがあるかも。
総括
ビラデスト今津のファミリーコテージを記録しました。
小さい子連れでテントキャンプは心配、という家族もコテージなら気軽にアウトドアステイが楽しめると思いました。
敷地が広大で設備も豊富なので、1日では遊びきれない楽しい場所でした。