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現在、絶賛工事中の2024年開業予定の東京ディズニーシーの新ポート(エリア):ファンタジースプリングス。
前回2019年、2021年に公開以降の人気記事、
starwave-disneyandtravellife.hatenablog.com
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でもその様子はお伝えしましたが、さらに工事が進み、新エリアの全体像がよりはっきり見えてきたので考察も含めて徹底解説していきます!
今回は新エリア内に開業する第6番目のディズニー直営ホテル
TOKYO DISNEYSEA FANTASY SPRINGS HOTEL
をメインに工事状況を解説していきます!
目次
ファンタジースプリングスとは
2024年春開業予定(当初の2022年から繰り返し延期中)のディズニーシーの新エリア(テーマポート)
旧ランド平面駐車場の海側半分を使った広大な敷地に、
- フローズンキングダム:アナとエルサのアレンデール王国
- ラプンツェルの森:ラプンチェルの塔
- ピーターパンのネバーランド:ピーターパンとティンカーベルのネバーランド
- 東京ディズニシーファンタジースプリングスホテル:新規直営ホテル
(各エリア名称は22年10月27日発表)
ができる予定です。
開発面積は約14万㎡、事業費用は2500億円にもなります。
広さとしてはだいたい現在のディズニーシーの1/4くらい、
ランドだとトゥモローランド+美女野獣+トゥーンタウンくらい(だいたい)です。
下記リンクから各エリアの詳細、最新の工事状況が見られます。
東京ディズニーシーファンタジースプリングスホテル
新エリア内に建設中の新規直営ホテルの名称は
TOKYO DISNEYSEA FANTASY SPRINGS HOTEL
東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル
といいます。
これ、2021年11月16日にすでに同名で商標登録されていました。
さすがに直球すぎるタイトルに「仮称」感を感じていたのですが、他の直営ホテルも正式発表の1年程度前に商標登録がされていたことから、もしかしたら・・・と思っていたら、まさかの、もしかしました。
名前なっがっ!!
開業を待ちわびるファンからはランホ、ミラコ、アンバのような3文字略語で「スプホ」「ファンホ」や「FSH」など略称の候補があがりはじめていますが、どれが定着するでしょうか。
ホテルの規模
当初のプレスリリースでは
- 全475室、最上級の「ラグジュアリータイプ」新設
とのことでしたが、
最新版(22年10月27日)のプレスリリースでは
- 「デラックスタイプ」の客室419 室
- 「ラグジュアリータイプ」の客室56 室
と、カテゴリの詳細が発表されました。
あとで紹介しますが、このホテルに限っては、「デラックスタイプ棟」と「ラグジュアリータイプ棟」がまるで別のホテルのようにハッキリ分かれる可能性があります。
それでは、ホテルの外観を順にみていきます。
工事状況①
まずはランド平面Pサイド。
9~10階程度の高さがあります。
この面だけでも138個窓があり、すべて36平米程度のスーペリアルームだとしたら、全客室の約3割程度がこのサイドになります。
眺望としてはパークが全く見えないどころか、海もほぼ見えない、「オフィシャルホテルビュー」となりそうです。
工事用かもしれませんが、室内に照明がついているお部屋も確認でき、内装工事が進行していそうです。
さらにこの面の真下は、平面駐車場です。
DファンさんのSNSで最新の工事状況の写真を見ると、大きな写真、下の方にある白・長方形のブロック×2の部分が料金所のゲートになっており、駐車枠も引かれ工事用車両が整然と並んでいました。
眺望がない代わりに、中庭やプールが来ると思っていたのが、まさか、です。
オフィシャルホテルビューの先端にも20室ほどあります。
こちらは完全なグランドニッコー東京ベイホテルビューとなります。
低層階のほうはリゾラと目線が同じ高さで、トレインビューのようで子供受けいいかもしれませんが、大人は外からの目線が気になるかも?
車寄せはミラコスタと同じスタイルかも。
中心にシンボルの噴水、奥の大きなガラス張りのエントランスが宴会場入口かと。
窓の装飾から、シー初のビビディバビディブティックができないかな、と思ったり。
で、正面玄関がこちら。
かなり大規模なエントランスになりそう。
エントランス奥、パーク内と接する大きなドームの中もどうなるか気になるところです。
GoogleMapで上から俯瞰すると、宿泊棟と比較したエントランス部分の大きさが際立ちます。
エントランスのドームとパーク面のドームの大きさはほぼ同じのようです。
車両の入り口は予想通り、外周道路のベイサイドステーション真横に。
作りはランドホテルのそれに近そうです。
ランドホテルの俯瞰を見ると、ファンタジースプリングスホテルの車の導線の予想ができやすいと思います。
入り口の守衛室はモノレールの軌道の真下に。
ガード下の守衛室ですね。
車の通行があるので、軌道の下面は化粧板が貼ってあります。
写真中央右側のトンネルは地下駐車場と思われます。
守衛室と宿泊棟の間に丘があるので、見上げる形となり、宿泊棟が大きく見えます。
これまでの部分を全景で振り返ります。
壮大なデザインのエントランスが際立ちます。
こうやってみると、ロビー階は実質3.5階くらいの高さになりそうです。
植樹された木々が成長していくと雰囲気変わるだろうし、この角度から車寄せ全体も含めた構図が撮れるのも難しくなるかもしれないです。
建物の外観は、みなさんが言う通りデラックス以上の客室を擁するホテルにしては、「簡素」。
色使いも相まって、ディズニー直営「ラ●ホ」と揶揄されても致し方なし、かと。
工事状況②
続いてリゾートゲートウェイステーション側の建物について見ていきます。
こちらの建物には駅・線路側に客室は無い様で、EVホールか何かの窓が見えるのみです。
同部の上の方には、オフィシャルのイメージ図で宿泊棟の上に描かれた3連のとんがり(塔?)が確認でき、このあたりはイメージ図通りになっていそうです。
リゾートゲートウェイステーションと宿泊棟の間です。
まず宿泊棟1階は業務用の通用口がいくつかあり、壁で目隠しされています。
その手前、縁石のようなコンクリートブロックが並べられています。
歩道であればシェラトン前の横断歩道に繋がる気がしますが、この先はバックヤードのディスパッチぽいところとも近く、ゲストが利用できる通路になるかは不明です。
というのがこちら。
ホテルとピーターパンエリアの間に作られたバックヤード用の通路です。
奥に見えるのはアナ雪エリアです。
植樹が進んでいてちょっとずつ中が見づらくなってきました。
第二エントランス設置中!!!!!
ちょっと手前に戻ります。
少し場所を戻して、リゾートゲートウェイステーションの脇を見ていきます。
線路の下をくぐるように歩行者用の通路が敷設されています。
角度を変えてみると、車寄せ・ロビー階へ向かう階段や地下駐車場orB1階へいきそうなまぁまぁ間口の広い入り口、それと駅への動線も確認できます。
当たり前ですが、駅からホテルへ向かう動線が確保されているようです。
以前の記事で、このトンネルのような入り口の前に円形の基礎があって、広場かな?って思ったのですが、正解はカーブを描いた階段を設置するスペースだったようです。
で、駅の階段を登っていると、ホテルの外になにやら小屋が建設中・・・
中が細い柱だけの簡素な作りな様子。
小屋の先にはランタンのような装飾のついたトンネル状の通路が・・・
奥の方の光の入り具合的に現時点ではパーク内と繋がっていそう。
もうエントランスにしか見えないのですが、一旦他の視点を見ていきます。
公式のドローン映像より
公式が22年10月27日に公開した新エリアのドローン映像がなかなかすごかったので、新ホテルの部分だけピックアップして見ていきます。
まず上の一枚は、現在のシー側から見た視点。
ドローンのように少し高い位置から見ても、新テーマポートの各エリアの壮大さが伝わり、地上からの目線になると想像以上に作品への没入感が感じられそうです。
新ホテルについては後のオフィシャルホテル群が似たような色味をしているので若干境界が分かりにくいですが、どのエリアよりも一番外装工事が進んでいる印象です。
ドローン映像では、新ホテルをパーク側からのみ撮影しています。
中央の共用棟を境に、左側の宿泊棟と右側の宿泊棟で大きく構造が違うのが分かります。
右側の宿泊棟は全室テラス・バルコニーが無いタイプ。
ほぼ全て一般的なスーペリアルームになることが想定されます。
ただ、中央ドーム横、広いテラスの上のお部屋は、モノレール側から見ると側面の窓がない&隣室との距離が長い上に、小さなベランダがついており、なにかしら特別なお部屋であると期待したいところ。
また、テラスの下階は、いかにもな婚礼用施設ぽい作りで、チャペルやバンケットがありそうです。
チラッと見えている中庭もなかなかの規模。
トイストーリーホテルの前庭のようにホテルのストーリーを感じられるコートヤードになるといいですね。
中庭側の建物は1,2階部分が吹き抜けになっており客室の設定はなさそう。このあたりにいろんな共用施設が入るのでしょうか。
ドームのある共用棟と左側の宿泊棟をアップで見てみます。
ドームのトップは地上4,5階相当と考えられ、非常に大きそう。
イメージ図にもありますがホテルのシンボルとしてかなりの存在感になりそうです。
こちらの宿泊棟は全室テラスorバルコニー付き!!
部屋数も46室+αくらいあり、新設の「ラグジュアリータイプ」56室とほぼ同数。
ということは、2つに分かれた宿泊棟はこんな感じになる可能性が高いです。
左右の宿泊棟で全く違う質のホテルなることも想定できます。
さらにアップで見てみます。
モノレール側から見えていた3連の塔がまぁまぁな存在感であることが分かります。
客室のテラスは概ね屋根付きなので、「ベランダ」が正確かと思います。
雨でも外に出られそうで、これはいいと思います。
ただ、客室最下階の中央のお部屋(2室?)だけは半端ない広さのテラスを擁しているようで、完全にミラコスタのテラスルーム・ハーバーグランドビューを凌ぐ広さ!!
値段が気になります・・・
その下、なんかシンデレラっぽい大小窓がある部分はレストランでしょうか。
デラックスタイプ棟にレストランらしき区画がなさそうに見えたので、
こちらが朝食会場などのオールデイダイニングになるのかな、と思ったりしています。
お部屋の考察
これまでの状況をふまえて、客室のタイプと配置を考えて見ました。
ネーミングはランドホテル・ミラコスタのをそのまま拝借しています。
デラックスタイプ棟の客室タイプはこんな感じかと思います。
もし予想通りだとして、キャラクタールームとトスカーナどちらが最安値のお部屋になるかは難しいところで今後の展開が楽しみです。
第二エントランス再考察
で!
もう一度、ラグジュアリータイプ棟の地上部分を見てみると、工事用の足場で見づらいですが、リゾートゲートウェイステーション側と全く同じデザインの3連トンネルが!!
もう絶対に繋がっているよね、コレ。
で、
その前に建つこの小屋、
ほぼほぼ
第二エントランス
だよね。
この小屋、幅が約19mあります。
上の写真、ランドのエントランス2枠(改札機8機分)も同じ、幅19mです。
柱の数的に奥行きもほぼ同じと想定され、ますます第二エントランス感が漂います。
ただ、ゲストが待機する場所の広さはめちゃくちゃ狭いです。
デラックス棟419室満室で宿泊人数が約1000人前後なのでその人たちのアーリー専用エントランスとしてならキャパの範囲内かも?
ラグジュアリータイプの宿泊客がわざわざ一度外に出てここに並ぶとは考えづらいので、
ラグジュアリータイプ宿泊者は別の専用エントランスが設置されるかもしれません。
また、駅直結の立地を考えると、退場だけでも一般ゲストが利用できるような仕組みになるのかも。
今後の運用が楽しみです。
新テーマポート工事状況
今回はヒルトンに宿泊したので、新テーマポートの中の工事状況はほぼ見えなかったので外周から見えた部分だけ簡単に記録していきます。
ピーターパンの山は肉付け・色付けが進みより山っぽくなってきました。
外周道路から見える長く伸びた橋はバックヤードの業務用通路。
既存エリアと新エリアの境にできる滝&洞窟みたいな部分の上を通り、現状はトゥーンタウンのロジャーラビット裏に繋がっています。
サンプルヤード
シェラトン横の平面駐車場を潰して造られた「サンプルヤード」は、
ディズニー用語で、「外装の装飾の実験場」、という意味らしいです。
ディズニーランド夢と魔法の実験場「サンプルヤード」って何?(1/2) - ディズニー特集 -ウレぴあ総研
いろんなデザインの外装がブロック状で置かれており、どれがどこに設置されるのかワクワクします!
完成後にこの写真を持って新エリアを歩いて答え合わせするのが楽しみです!
総括
2024年春開業予定の東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」とその中にできる新直営ホテル「東京ディズニーシーファンタジースプリングスホテル」の工事状況について記録していきました。
工事が進み、順調にいけば後1年で開業ということでいよいよ感が出てきました。
気になる新ホテルの建設が最も進んでおり、全貌がいち早く明らかになってきているのは嬉しいですが、やはり気になるのは外装のチープさ。
これから工事が進んでより良い、他ホテルに負けないクオリティのホテルになってくれることを期待しています。
(筆者撮影の写真は22年11月末のものです)
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