先日、我が子が初の新幹線乗車デビューをしました!
事前にいろいろ調べたところ、子連れで東海道新幹線に乗るときは12号車がよい!
ということがわかり、実際乗車できたので記録していきます!
目次
現在、東海道新幹線では大きく分けて「700系」「N700系」の2種類の新幹線が運用されています。
なかでもN700系はのぞみ全便とひかり、こだまの一部で運用されており、一番乗る機会の多いモデルです。
今回はこのN700系の最新型N700Aで「のぞみ」に乗車しました。
子連れで乗る東海道新幹線で12号車をおすすめする理由は3つ!
すぐそばに
・おむつ交換台のある広い「多機能トイレ」
・授乳のできる「多目的室」
・それらをつなぐS字状の長いデッキ(&間口の広い乗降口)
この3つがあるからです!
上の見取り図にあるように、これらの設備は11号車の上り東京方面側にあります。
もともと11号車が全車両の中で唯一、車いすのまま乗車できるスペースを有していることに関連していると思いますが、子連れにとっても大助かりの設備です。
11号車デッキ設備
[多機能トイレ]
東海道新幹線車内のトイレは奇数車両ごとに設置されていますが、
これだけ広いトイレはこの11号車だけです。
おむつ交換も余裕でできますし、おむつ専用ゴミ箱があるのもうれしいです。
ちなみに他車両のトイレにもおむつ交換台はありますが、スペースの関係で狭く、作業がしにくそうな印象です。
ちなみに通常のトイレスペースはこんな感じです。
兼用トイレ2個、男性用1個です。
[多目的室]
多機能トイレの向かいに多目的室があります。
今回は往復とも使用中で利用できませんでしたが、多機能トイレと同じくらいのスペースに、フルフラットにできる二人掛けチェアと折り畳み椅子1脚などがあります。
基本的には予約はできず、当日空きがあれば車掌に言うと無料で使わせてもらえます。
なお、多目的室を予約できる対象は、座席に座って移動のできないなど、多目的室を利用しないと移動できないような障がいをお持ちの乗客で、あらかじめみどりの窓口で予約できます。(今回は往復ともそういう方が利用されていました。)
ちょうど奥に車いすが写っていますが、これが11号車の車いすエリアになります。
[長いデッキ&間口の広い乗降口]
7列+α分の空間を利用しているだけあって、デッキの長さは相当です。
この長さを利用して子どもをあやすことができます。
実際乗車中、自分も含めて、常に赤ちゃんを抱いた乗客の方がこちらのデッキをうろうろしていました。
また、車いす対応のため通常の倍近くの幅がある乗降口もここにあります。
少し大きなベビーカーで乗車される際はこちらから乗降されるとよりスムーズですね。
(通常の乗降口では普通のベビーカーがギリ通れるかどうかレベル)
進行方向最前列がおすすめ
現在、東海道新幹線では「特大荷物スペース」というのが存在します。
指定席の各車両の進行方向最後列の2+3席がそれにあたり、この席を予約すると客室最後尾の特大荷物スペースを利用できます。
逆に、進行方向最前列は「特大荷物スペース」には当たらないものの、足元を広く使うことができます。
今回は、この3列を大人2名+子供1名(長女は無償年齢だけど3席取るためにあえて)で予約しました。
普通サイズのベビーカーは問題なく置くことができます。
前席が倒れてくる心配もないので、安心です。
肘掛けを跳ね上げて、大人1名は靴を脱いで足を上げてとか工夫は必要ですが、2時間程度の移動であれば全然快適に移動できました。
テーブルは2台は出すことできるので、食事も普通にできましたよ!
無料WiFi
ちなみに、東海道新幹線は順次車内に無料WiFiスポットを設置しており、
写真のマークのついた車両は走行中常にWiFiに接続することができます。
筆者も試してみましたが、ネット検索、SNSはもちろん、Netflix,Youtubeなどの動画配信サイトもサクサク見ることができました!
映像を見ることができるお子さんにとってはありがたいですね!!
ファミリー車両
東海道新幹線は繁忙期に日にち限定、便限定ではありますが、
1号車まるごとをファミリー車両として、販売しているようです。
赤ちゃんに関わらず小児ツアー料金がかかってしまいますが、座席が広々、まわりがみんな子連れだから騒いでもぐずっても安心!と、子連れ移動の気疲れを最大限減らしてくれるありがたいプランです!
帰省のときは有効活用していきたい商品ですね!
最後に
11号車ではダメな理由&12号車のデメリット
ここまで説明してきて「なぜ11号車ではだめなのか」と思われたかもしれません。
11号車は喫煙室が隣接しており、もしかしたら臭いが入ってくるかもしれなかったり、近くの座席に喫煙者がいると子供の健康によくないので、だめなんです。
あとは座席数が少ないので、より席数の多い12号車の方が希望の席が取りやすいことも挙げられます。
そして、12号車の唯一のデメリット
それは、男性専用トイレがない!
12号車の最寄りのトイレはここで説明してきた11号車の多機能トイレとその向かいにある男女兼用の洋式トイレの2基のみ。
その他のトイレ付車両は男性専用のトイレがありますが、ここだけありません。
すると、トイレの回転率が他と比べて悪く、待ち時間が長く発生します。
そのため急ぎの場合は少し遠いですが13号車のトイレを使うことになります。
余談
品川駅を出てすぐに問題の山手線新駅「高輪ゲートウェイ駅」がみえました。
駅名としては個人的に反対ですが、JR東が目標とする「商業施設と駅の一体化」、つまり施設名としてのこれはまぁギリありかなとも思ってしまいます。
建築は隈研吾が担当していますが、筆者レベルには外観から隈研吾を感じることはあまりできません。
内観がどうなるか楽しみです。
(2020年3月14日開業)
総括
子連れで乗る東海道新幹線は12号車が安心・快適のべスポジです!
これから他路線の新幹線も乗ると思うのでまた子連れ目線で記録できればと思います!
starwave-disneyandtravellife.hatenablog.com
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