リッツカールトン京都に記念日宿泊したこと記録していきます。
今回は、ディナーの様子を食レポしていきます。
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(※今回も身内の宿泊&執筆依頼ですので、写真の雰囲気がいつもと少し違います。)
(※2021年夏の宿泊です。)
目次
会席・水暉
水暉はリッツ京都の日本料理店。
会席・鮨・天麩羅・鉄板の各フロアがあり、予約は別々です。
今回は会席・水暉を利用しました。
会席水暉のコースは全部で3つ。
今回はベースの「玉霞(16,445円)」と一番お高い「華厳(27,830円)」を堪能してきました。
八寸までは同じです。
それでは写真メインで食レポしていきます。
先付けは、
とうもろこし豆腐、帆立貝、ほうれん草、パプリカ、美味出汁
・・・とうもろこし豆腐が未体験の味だったとのこと(もちろん美味)
御椀は、
鱧、賀茂茄子、椎茸、青柚子
「華厳」の腕には蓴菜(じゅんさい)がたっぷりと入っていました。
・・・鱧よりも賀茂茄子の肉厚さに感動したとのこと。
お造りは、
鮪、鰹、鱧
・・・こういうところですから、おそらく鮫肌で擦り下ろした本わさび、これがお魚の旨みをぐっと引き出してとても良かったと。
八寸は、
鱸塩焼 染卸し 酢取茗荷
蛸と九条葱 生姜醤油
蒸鶏 胡瓜 冬瓜 千両茄子 胡麻ドレッシング掛
しめ鯖笹巻寿司
・・・京都の夏を表現した季節感全開の一皿。
鱸の塩焼きは身がしっとりとしていて焼き魚であることを忘れる食感。ミョウガのピクルスが何気に絶品。
鯖寿司はお皿の中央、青い短冊の下の三角の笹巻き。
特筆すべきは左下ピンクの小皿。色々入っていますがイチジクは珍しい天麩羅になっており、イチジク嫌いも感動するレベルの絶品だったそう。田楽の味噌が他の品とマッチしていてグッド。
玉霞の方の温物は、
和牛の湯引と七種野菜煮浸し 花かつお
・・・見てわかる美味からの美味。
和牛の脂が溶け込んだ鰹出汁は、えも言えぬ旨みがあふれていたそう。
華厳の方は温物でなく焼物。
黒毛和牛ステーキ 温野菜添え
・・・こちらも見ての通り。和牛は無敵です。
タレには、たっぷりの山椒が入っていて爽やかに舌が痺れる。
玉霞の食事は、
冷し稲庭うどん ヤングコーンと鮎の天ぷら
・・・「めくって楽しい、冷たくて嬉しい」がコンセプト。稲庭うどんですが、韓国冷麺のような感じだったそう。
鮎、大きくない?!
華厳の食事は、
鰻ごはん。
こんなお盆どこに売ってんだ、と思うくらい美しいお盆の上に盆石のごとく椀が置かれての提供。
さすが最上ランクのコースは見た目が華やか。
デザートはピエールエルメパリから提供。
と、思うのですがフルーツカクテルの上にカシスシャーベットが載っているだけなので、ピエールエルメかどうかは不明。
今回はアニバーサリー仕様にデコレーションされての登場。
お祝いはかなりパーソナライズされた演出
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今回は同ホテルでの結婚式1周年記念日での利用でした。
事前にウェディングチームに挨拶したいと連絡を入れたことが各所に共有されており、
客室、水暉でサプライズ演出をしていただくことができました。
ただ、演出はさすがリッツ。
粗品やデザートプレートをただ出すだけに留まらず、
料理長自らゲスト夫婦に向けた「書」の実演とプレゼント
ウェディングチームからグラスシャンパンのプレゼント
などなど
ブログには載せられないくらいゲスト個々に沿った演出でお祝いしていただくことができ、結婚式に引けを取らない一生の思い出にすることができたそう。
余談
コースによって器が全然違う
文中でさらっと言っていましたが、
同じメニューでもコースによって提供されるときの器に違いがあります。
例えば写真の御椀のような感じ。
「同じメニュー」というのがポイントで、器による料理の見え方の違いがハッキリとわかるのでお皿から感じ取れるものの違いというのを楽しむことができ、これは楽しみ方の一つとしてグループ内で違うコースを頼むというのはアリだな、と感じました。
総括
会席・水暉での記念日ディナーの様子を食レポしていきました。
最近ではかなり有名ですが、リッツカールトンには従業員個々人に与えられている1日当たり「2000ドルの決裁権」と、それが生む顧客感動体験「ワオ・ストーリー」というシステム・理念があります。
今回はそれをビリビリと感じることのできるまさに「ワオ・ストーリー」な夜となりました。
ゲストに合わせた2度とない演出はリッツならでは。
記念日にご利用の際は、事前にスタッフにヒヤリングしていただいて最高の「ワオ・ストーリー」を迎えましょう。