SPG系列のホテルで9月から12月の期間利用できる「ステイケーション 」プランを利用して、リッツ・カールトン大阪に宿泊してきた時の記録です。
目次
ザ・リッツ・カールトン大阪
1997年開業のリッツ・カールトン日本1号店(東京じゃないんですね)
食事では何度か利用していますが、宿泊は初。
正面エントランスはコロナ対応の影響で、名物のドアマン不在でちょっとさみしい。
リッツ大阪は大阪駅至近のビルに入居しており、外観は高層のオフィスビルなのですが、館内は外観からは想像できないくらいの重厚感があります。
コンセプトが「英国貴族の邸宅」ということでこうなるようです。
早速チェックインします。
ソーシャルディスタンスの確保・検温など一般的なコロナ対応を受けます。
今回も例によって事前チェックインは済んでいたのでチェックイン自体はスムーズでしたが、直予約の場合GoToキャンペーンの登録・クーポン発行はお忘れなく。(STAY NAVIで登録)
[リッツ大阪オリジナルのSPGゴールドエリート特典]
リッツカールトン大阪はマリオットゴールドエリート向けに独自の特典を用意しているようで、以下のうちから一つ選べます。
- スプレンディードでの朝食を1滞在につき30%ご優待(2名様まで)
- オーナーバー(客室のミニバー)でご利用いただける1滞在につき2000円のクレジット
- グルメショップでご利用いただける1滞在につき2000円のクレジット
- インルームダイイングでご利用いただける1滞在につき2000円のクレジット
- ESPAスパトリートメントの15分延長ご優待
※ご利用は必ず部屋付にてお願いいたします。
今回はインルーム2000円クレジットにしました。
これらの特典がある代わりに、よくある500ptボーナスなどはないようです。
[事前チェックインで事前のアップグレード通知]
ところで、今回初めて事前のアップグレード通知が来ました。
マリオットボンヴォイアプリからのポップアップ通知でした。
通知であらかじめアップを知っているとフロントでのワクワク感がなくなってしまうデメリットはありますが、想像以上のアップだったので結局ワクワクしました(笑)
というわけで、お部屋へ向かいます。
朝食会場のスプレンディード脇の重厚感しかない細長い廊下を通っていくと、宿泊者専用のエレベーターホールがあります。
これはベルボーイに案内していただけなかったら早速迷子になるところでした。
エレベーターはリッツ京都よろしく宿泊階にしか止まらない仕様です。
カードリーダーの感度はバッチリでした!
[デラックス・コーナールーム(ツイン)]
今回はスタンダードな「スーペリア」から「デラックス・コーナールーム」への2段階アップでした!
お値段でいうとなぜかジュニアスイートより高いので3段階アップになります。
広さでいうと43平米→53平米と当初よりかなり広くなりました。
ありがとうございます!
ということでお部屋を見ていきましょう。
入ってすぐ左手に玄関的な鏡とライト、それとクローゼットがあります。
観音開きで、右側の扉の内側が全身鏡になっています。
子供用のパジャマもかかっていて可愛い!!
セーフティーボックスの下は靴磨きセット、裁縫セット、ランドリーバッグ(耐水)、スリッパなどが入っています。
子供用のスリッパがオレンジ色で珍しいなと思いました。可愛かったです!
ちなみにアイロン横の黒い箱はシューシャインサービス用の箱でした。
リッツ京都と同じで無料サービスです。
今回は革靴ではなかったし新品だったので利用しませんでした。
[ウェットエリア]
リッツ大阪のウェットエリアは大理石作りが特徴。
京都に引き続き大阪もスイートじゃないのにダブルシンク。
リッツってダブルシンクが標準なんですか?
starwave-disneyandtravellife.hatenablog.com
バスはシャワー付き・洗い場なし。
独立したシャワールームがあります。
トイレの便座は最新式?で自動開閉・自動水洗・消臭のタイプでした。
シンク前のスペースがとても広いので、洗い場あればいいのにと思ってしまいますが、
英国貴族の邸宅にはおそらく洗い場はないのでしょう。
温度調整のレバーが非常にわかりやすく良かったのが印象的でした。
バスアメニティはおなじみアスプレイです。
リッツ大阪は1Fにアスプレイの直営店があるので、タンクタイプを購入することも可能です。
化粧水が置かれていなかったので、ゲストサービスにお願いしたところ、ドクターシーラボのものが届きました。
ついでにヘアアイロンをレンタル。いくつか種類があるようで、「巻く用」を借りました。
廊下とメインルームの間に謎の置物がありました。
ジャケットのメンテナンスをするためのものでしょうか?
庶民にはちょっとわからなかったです。
[オーナーバー(ミニバー)]
ミニバーはこんな感じ。
デロンギのポットとネスプレッソはお水が入っていませんでした。
紅茶はTWGで、アールグレイ、ウーロン、緑茶でした。
冷蔵庫内のドリンクも含めてなかなかのお値段。
[メインルーム]
ウェットエリアにスペースを取られているかと思いきや、メインルームも文句なしの広さ。
2クイーンベッドのツインルームです。
結構シンプルな内装です。
角部屋ということで、L字型の大きな窓からたっぷり光が入って明るいです。
奥にはデスクと、オットマン付きのソファがあります。
オットマンのあたりから見るとこんな感じ。
55型のテレビが小さく見えます。
ベッド周りはシンプルですが、スイッチ類だけは流石にちょっと古い感じ。
ベッドライトの明るさが左右で調整可なのと、読書灯の光量が強めだったのがグッド。
ソファ横のサイドテーブルにウェルカムフルーツが置かれていました。
今回はちょっとしたサプライズ演出の協力をお願いしていたので、ピオーネはその一部。
ホテルのご好意でプレゼントしていただいたものです。
いちご・マカロンはリッツ・キッズ向けのウェルカムフルーツ(後述)
黒い小箱はボンボンショコラでした。
どこまでが標準のウェルカムセットなのかは不明です。
デスクにはマスク・消毒薬と感染症対策の取り組みが書かれたお手紙。
それとリッツキッズのアメニティが置かれていました。(後述)
デスクは広くて、とても使いやすいのです。側面を見ると色々ついていました。
PCの接続関係ですが、カラー端子やHDMI端子についてはテレビに接続できるのでしょうか?
見た目以上に最近ぽい機能がついたデスクでびっくりしました。
[眺望]
今回は32階とまぁまぁ高層階に宿泊したので、眺望は申し分なし。
しかも角部屋なので梅田方面・心斎橋方面・大阪港方面と大阪平野の南側が広く一望できます。
[ターンダウン]
お部屋で食事をしていると(別記事)、ターンダウンサービスがいらっしゃいました。
食事をしていると、その存在を忘れてしまうくらい静かにテキパキとされていて、
あっというまにターンダウン終了。
ターンダウンが済むとベッドサイドにお水とチョコが置かれていました。
また、使用済みのタオルが全て交換されていました。
ちなみに、リッツ大阪は製氷機がフロアにないとのことで、基本的にはターンダウン時にアイスペールに氷が補充されるようです。
リッツ・キッズ・アドベンチャー
リッツ・カールトン各店舗ではお子様向けプログラム「リッツ・キッズ®︎」が用意されています。
今回は、大阪で用意されているリッツ・キッズ・ナイトサファリの「一部だけ」を有償で体験したので記録していきます。
[リッツ・キッズ・ナイトサファリ]
リッツ・キッズナイトサファリとは、リッツ・キッズのメインとなる有償のプログラム。
大阪の場合は10,000円(税・サ別)で利用できます。
(1週間前まで要予約)
お部屋にテントを張ってもらえる、ギブアウェイが豊富などお値段以上の体験ができることは間違いないですが、大阪の場合「ジュニアスイート以上」の客室予約が必須です。
そして、対象年齢が4~8歳と2歳の我が子にはまだまだ早い。
年齢的にまだ早い、しかも追加出費が大きすぎる・・・でもホテルステイがメインなので子供が飽きないように何かさせてあげたい・・・
というわけで相談したところ、「アニマルハントアドベンチャーがご用意できます」と提案していただけました!
(東京・京都で用意のある無料のスタンプラリーは大阪にはありません。)
[アニマルハントアドベンチャー]
アニマルハントアドベンチャーとは、もともとナイトサファリに含まれている、オリエンテーリングプログラムなのですが、こちらは単品での利用ができるようです。
一応こちらも4歳以上対象ですが、事情を話したら「2歳でも楽しんでいただけると思います」と快く用意していただけることとなりました。
要予約・時間指定が必要で、基本的に午後のプログラムです。
所要時間は30~40分ほど。
ちなみに有償で、6000円(税・サ別)です。
(繰り返しになりますが、東京・京都で用意のある無料のスタンプラリー等は大阪にはありません。)
ナイトサファリ自体は10,000円なので、その6割もしめる6000円の価値がこのプログラム単体にあるのか?という点も含めて見ていこうと思います。
アメニティは先ほどちらっと出てきましたが、アニマルハントに必要なオリジナルトートバッグ・水筒・懐中電灯・招待状、それとバスアメニティが用意されています。
(リストバンドは館内でスタッフにたまたまもらったもの。)
リッツ・キッズ用のウェルカムフルーツはチョコボールが敷き詰められた上にいちごとマカロン。
ブログ用に外しちゃってますが、ネームプレートとともに置かれていました。
マカロンは1Fのグルメショップで販売されているもので、1個350円もするのでいちごやチョコと合わるとフツーに妻用に用意していただいたピオーネよりも豪華かも。(汗)
さて、冒険に出る時間になったのでライオンをハントしに出かけます!
まずはヒント1からスパで運動不足を解消してそうだったので、6Fのスパへ向かいます。
現在、感染症対策の一環でプールとジムの一般利用ができないので、受付近くで足跡を探します。
すると足跡発見!
足跡を見つけたご褒美にスパのスタッフから、立派に包装されたフルーツジュース2缶をいただきました!(トロピカーナのミニ缶)
こんな感じで年齢に合わせた難易度、ヒント数で進めていきます。
そして最後のヒントを解いてその場所に向かうと、宝箱が・・・
スタッフと子供一緒に力を合わせて宝箱を開けると、ライオン発見!
カリンちゃんというリッツ大阪のキャラクターだそうです。
(ブティックで2500円で販売。ただしデザインが違う)
こちらのぬいぐるみとお菓子はプレゼントです。
お菓子は「好きなだけ」取っていいと言われ、それなりにたくさん取った我が子。
大人心的に「流石に取りすぎだろ」と思っていたらスタッフに「それだけでいいの?」って結構ガチトーンで言われ、全体の1/3くらいいただいたところで我が子自ら「もういっぱい」とストップ。
あの感じ、半分以上取っても「それだけでいいの?」って言われたかも(笑)
最後に認定証を受け取り、記念写真を撮って終了となります。
意外と認定証が気に入った我が子。食事の時も大事そうに持っていました。
[6000円の価値はあるか?]
たくさんのお土産、そして子供が楽しそうだったということで、6000円以上の価値はあったとは思います。(後悔はしていない)
ただ、ナイトサファリ10,000円の内容と比べると、物足りなさを否めないのが正直な感想。
ナイトサファリはジュニアスイート以上が対象なので、ナイトサファリは1万円でも、実際は大阪の場合、スーペリア→ジュニアスイート+ナイトサファリへのアップに必要なコストは合計で2~3万円程。
流石に子供のアクティビティのためにこれだけの差額を払う勇気はないし、何ならスポーツショップでテント買う方がやすい。(笑)
子供が適齢期になった頃にナイトサファリを体験させてあげられるよう頑張ろう!と思いました。
[総括]
長くなりましたが、リッツ大阪のお部屋の様子とリッツ・キッズについて記録してきました。
直近にリッツ京都に泊まっていたせいでお部屋に対する驚きはそこまでありませんでしたが、
リッツの真髄は「ヒト」にあり。
スタッフのホスピタリティはさすがで、おかげさまで思い出深い滞在となりました。
肝心のステイケーション と食事については次回お伝えしていこうと思います。
starwave-disneyandtravellife.hatenablog.com
[アクセス]
JR大阪駅などから至近で梅田エリアから5~10分でアクセスできる好立地。
近くにはヒルトンやロウリーズプライムステーキなどがあります。
車の場合、十分な広さの地下駐車場が用意されています。
1泊2100円です。
↓リッツ京都・大阪の記録はこちらから↓
starwave-disneyandtravellife.hatenablog.com
starwave-disneyandtravellife.hatenablog.com