ザ・プリンス宝ヶ池に宿泊した際に利用できたクラブラウンジの様子を記録していきます。
ラウンジ、レストランの粋なバースデーサプライズも合わせて記録していきます。
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目次
クラブラウンジ
同ホテルのクラブラウンジは1階ロビーフロアにあり、ロビーラウンジの真横に細長く設置されています。
確かリブランドと共に新規オープンだったはず。
利用条件
- クラブフロア(7、8階)、各フロアのスイートにご宿泊のお客さま
- SEIBU PRINCE CLUB プラチナメンバーのお客さま
- Marriott Bonvoy プラチナエリート以上のお客さま
クラブフロアはもちろん、今回の筆者のような各フロアのスイート宿泊者、さらにプリンスホテル、マリオット系列の上級会員もアクセスできるので、利用対象者は比較的幅広いです。
営業時間(宣言解除中の宿泊当時)
- ブレックファースト 7:00A.M.〜10:00P.M.
- ティータイム 10:00A.M.〜1:00P.M.
- アフタヌーンティータイム 1:00P.M.〜5:00P.M.
- カクテルタイム 5:00P.M.〜7:00P.M.
- ナイトキャップ 7:00P.M.〜8:00P.M.(アルコール類の提供は7:00P.M.まで。12歳未満は17時まで)
訪問時は京都府内の酒類提供時間の制限が解除されている時間でしたが、アルコール提供は19時までとかなり早め、ラウンジ自体も20時クローズの短縮営業でした。
一方で、ラウンジでの朝食営業は再開していました。
ホール
クラブラウンジのホールは窮屈ではないけど、狭く、余裕で全体を見渡せます。
カウンターはテーブル上に1席ずつコンセントが設置されており、PC作業に最適。
無料Wi-Fiが飛んでいるので、常連さんかな、PC作業をしている方がちらほらいました。
全体的に小規模で、食事・宴会前後の一服、打ち合わせ程度の短時間の利用が最適な雰囲気。
いい意味で本来のクラブラウンジの品格が漂っています。
眺望はお庭と池、池に続く滝をちょうどいい距離感で見ることができ京都感抜群。
池を泳ぐ鯉のサイズがよく見るものより小さく、カラバリが豊富で群れで泳ぐ姿が鮮やかでした。
朝、木々の隙間から降り注ぐ木漏れ日が放送中の朝ドラ「おかえりモネ」のオープニングのワンシーンとそっくりで爽やかエモかったです。
[アフタヌーンティー]
チェックインした時間はちょうどアフタヌーンティー時間帯でしたので、まずはこちらから。
アフタヌーンティー時間帯のフードは3種のフィンガーフード、ケーキ、パン(デニッシュとエピ)、乾物でした。
ドリンクは、ソフトドリンクの飲み放題マシンと各種コーヒー・紅茶。
ラウンジのいたるところに折り紙作品が置かれていて、紅茶コーナーにもさりげなく美しい鶴が。こういうの結構好きです。
3種のセットは箱ごとに内容が違い、この日は一番左の仕切りが、マカロン(フランボワーズorチョコ)かスコーン(チョコ)のいずれかが入っていました。
置かれている内容はランダムで、ちょうど食べたい箱があればラッキーって感じです。
こちらのアフタヌーンティーは午後1時から営業しているので、レイトチェックアウト適応の場合は、チェックアウト前にもアフタヌーンティーを楽しむことができます。
よく見ると、デニッシュの内容と箱の折り紙の色が前日と違いました。
この時間帯、筆者らが宿泊した日は抹茶のお点前を見ることができました。
もちろん、お抹茶をいただくことも可(無料)
抹茶は薄茶。
自分だけかもですが、この写真の切り取り方だとおばあちゃんのお家感を感じます笑
お抹茶の席にスタッフがいない時でも抹茶の注文ができるので、ぜひ。
スタッフに勧められて注文したのがこちらの紫蘇ジュース。
実はドリンクコーナーに「紫蘇ジュース ご注文の際はスタッフにお声がけ...」と書いてあり、全然表メニューなのですが、筆者らは勧められなければ気がつきませんでした。
こちらの紫蘇ジュース、京都の有名しば漬け屋、土井しば漬け本舗(https://www.doishibazuke.co.jp)の出しているもの。
オンライン通販で取り扱いのあるものの市中ではあまり販売されていないというお取り寄せグルメ。
紫蘇本来の味をスッと味わえて非常に美味でした。
紫蘇と言えば夏ですが、こちらのラウンジでは通年提供で季節によって飲み方を変えているそう。
この日はストレートかソーダ割りで提供されていました。
[カクテルタイム]
この時間帯からは小学生以下のお子様の利用はできません。
我が子は3歳なので妻が体験してきました。
カクテルタイムのフードは小鉢が数種類、チーズ、シャンパンゼリーのみ。
食事を摂るというにはかなり少ないです。
アルコールについては結構充実しています。
ビールは国内主要メーカーがズラッと。
ビール好きにはたまらない冷蔵庫です笑
その他アルコールも充実。スタッフが常にいるので飲みたいものを注文したらすぐ作ってくれます。
おばんざいはいかにもお酒が進みそうなメニューですが塩味は少し控えめで◎
チビチビとお酒を飲みながらいただくとたまらんです。
ちなみに我が子と中華料理「桃園」で夕食をいただいていた夫は後半わずかな時間だけ体験。
スタッフの方に「もうすぐカクテルタイムが終わりますので、お酒・お食事ともにたくさんとっておいてください」と優しいアドバイスをいただきました。
が、中華で満腹だったので笑、文字通り一杯だけ、いただきながらナイトキャップの時間帯をゆっくり過ごさせていただきました。
ちなみにナイトキャップは乾物のみです。
[朝食]
今回のプランは朝食付きプランでしたが、クラブラウンジ利用のため朝食券は発行されず、自動的にラウンジでの朝食となりました。
内容はセットメニューで1つしかなく、和洋の選択はできません。
セットはかなり豪華!!
ご飯、味噌汁、エッグプレートに加えて和洋の前菜お重が付きます。
「普通に美味しい」レベルですが、和の重が結構ご飯進みます^^
この日は卵の調理方法のヒアリングはされなかったと思います。
それぞれお代わり自由。
注文前の量の増減も可能です。
スタッフもこまめに声をかけてくださるので頼みやすいです。
このセットに加えて、ダイニングにサラダ、ヨーグルト、フルーツ、トマトジュースがあります。セットとは別にサラダとフルーツがあるのは嬉しいポイント。
「朝はパン!」という方用にパン(生食パン・パンオショコラ・ミニクロ)もあります。
セットメニューがかなりボリュームあるので、白米をつけた際は気をつけてください^^
で、このパン。
生食パンを食べている時にテーブルで
(夫婦):このパン、サイズ少し小さいけど自家製かな?しっとりしていて美味しいね!
と話していたら、そろっとスタッフが寄ってきて、
(スタッフ):パンは自家製で、生食パンはエシレバターを使ってこだわっています。焼いても美味しいのですが、お腹に余裕がありましたらトーストしたものをご用意しましょうか?
と!!
で、トーストしていただいたのがこちら!
確かに焼くと香りも増して美味しさアップ!個人的にはこちらの方が好み^^
さらにラウンジ内で見覚えのないブルーベリージャムが付いてきたのですが、これがとっても美味しくて!!
ラウンジ内にトースターがないので、これは完全に裏メニュー^^
ちなみに、なぜかドリンクコーナーに牛乳がなく。。。
これまたスタッフに聞いてみたら「ありますよ!温めもできますよ!」
と教えていただいたので、ホットを注文。
電子レンジでは出せない優しいクリーミー感に感動。
しかも子ども用のホットミルクは少しヌルめに用意してくださっていました。
すごい!
ラウンジでない場合は、ラウンジ横のいと桜で朝食をいただけます。
内容がどこまで同じかわかりませんが、写真で見る感じラウンジの方が豪華。
朝食は3,500円のようです。
[お誕生日サプサイズ]
今回の宿泊は我が子の誕生日近くの利用。
お部屋に誕生日プレゼントを用意していただこうと事前に電話で伝えた情報が共有されていたのか、夕食で利用した中華料理店、日中のラウンジでサプライズをしていただけました!
これには筆者もびっくり!
フルーツ大好きな我が子は小声のバースデーソングと共に突然の現れたフルーツプレートに大喜び!大人の口には入りませんでした(笑)
ラウンジで頂いた手作りの折り紙アートも「手作り」が嬉しくて!
手鞠のように使うようで、こちらも喜んで遊んでいました。
ありがとうございます。
[子連れ情報]
こちらのクラブラウンジは子連れ利用可能時間帯は子連れウェルカムです!
カトラリー、食器、チェアはバッチリ!
子どもに対するケアも細かく楽しく過ごすことができました。
ただ、確かスタイはなかったような?我が子は自前のものを使いました。
[余談]
ホテル利用学研究会
何気なく館内の掲示板を見たときに「京都大学 ホテル利用学研究科」というなんとも興味深い研究室の名前を見つけたので、調べてみました。
なんと実際に京都大学に存在するようで、正確には「科」ではなく「会」
法学研究科の教授が主宰されている研究室で、講座(教室)ではないためか大学院の学生は在籍していないようです。
最近の研究課題は「コロナ渦における京都のホテル利用学」
観光客を受け入れるだけでなく、災害時のシェルター・拠点であったり、地域の事業を積極的に活用したりと、地域の人に使ってもらえてこそ、存在意義がある。
などという視点で様々な検証をしているみたいで非常に興味深いです。
大学院生を受け入れてくれてたら、ここで学位取りたかった。笑
[総括]
コンパクトでエレガントなラウンジは、昨今のフートサービスてんこ盛りと違い、ラウンジ本来の使い方を思い出させてくれる落ち着きのある空間でした。
スタッフもホスピタリティーが高く、快適にお茶をいただくことができました。
空間が明るいので読書や動画視聴にも適しています。
カクテルタイムの内容がコンパクトなので、「食事」はホテル内の中華やテイクアウトを使うとリーズナブルに楽しめます。
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