アートの島:直島とオリーブの島:小豆島を結ぶ定期便はないので、今回は高松から小豆島へ向かいました。
帰りの運転時間を短縮したかったので、高松~小豆島~神戸の通し券として発売されている「瀬戸内マイカースルーきっぷ」を利用して神戸までフェリーを利用したので記録していきます。
目次
[瀬戸内マイカースルーきっぷ]
高松~小豆島~神戸(どちらからでも可)の片道通し券として販売されています。
小豆島ジャンボフェリー社がメインで販売していますが、高松~小豆島間は内海フェリー社も利用できます。
高松~小豆島間は内海フェリーの方がダイヤ・時刻、発着港の面で利便性がいいです。
有効期限は14日間です。
[予約方法]
瀬戸内マイカースルーきっぷの利用は予約が必要です。
といっても、利用予定の便を普通に予約するだけ。
両社ともWEB予約か電話予約が利用できます。
今回は両社ともWEB予約しました。(事前に電話で利用方法を聞きました)
先述の通り予約はスルーきっぷの利用関係なく、便を予約するだけです。
(※スルーきっぷ用の予約フォームはなく、単純に利用したい便を単品で予約するだけです。)
[発券]
今回は高松始発でしたので、高松港で発券しました。
周辺にも観光地・ホテルなどがあるので、乗り継ぎや早朝便も利用しやすいですね。
今回はスルーきっぷの都合で運航会社に縛りがありましたが、高松~小豆島航路はフェリーだけで20数便、高速艇を含めると40便ほどあります。
運行会社ごとに発券カウンターがあります。
ここで初めてスルーきっぷとして発券の手続きをします。
今回は内海フェリーを予約したので、同社のカウンターで「スルーきっぷでお願いします」と伝えると、「瀬戸内マイカースルーきっぷ」と書かれた1枚のチケットが発券されます。
予約時は別々ですが、ここで通し券として2区間が1枚の切符として発券されます。
これ1枚で神戸まで使うので、紛失しないように注意です!
この日は繁忙期でなかったためか、予約の確認はされずあっという間に手続き終了。
チケット自体にも予約便名の記載はありません。
ちなみにスルーきっぷのお支払いは現金のみです!!!!
実際に前に並んでいた方が現金のみと知って、希望の便に乗れない光景を目撃。
スルーきっぷの場合、乗り遅れると3時間くらい待たないといけないので注意してください。
[高松・高松港→小豆島・草壁港]
というわけで無事に発券されたので、小豆島へ向かいます!
内海フェリーのBLUE LINEは高松~小豆島間を走るフェリーでは最大と宣伝しているフェリーです。
座席は全席自由席です。
船首側にはちょっと古いですが豪華なソファー席が大小いくつかあります。
一番先頭は普通のシートが2列ならんでいます。
たまたまか、船首側の空調の効きが弱いのと日差しが暑く、あまり人気がありませんでした。
こちらが普通席。船の左右にたくさん並んでいます。
ボックス席が数席あります。
リクライニングはないです。
内海フェリーはWi-Fiの設置はありません。
売店横にキッズルームがありました。
BLUE LINEは売店があります。
さぬきうどんやおにぎり、簡単なお弁当などを買うことができます。
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せっかくなのでうどんを食べてみました!
船旅で食べるうどんは格別においしく感じました!
展望デッキは客室中央の中庭?的なところから出て上がります。
船のサイズにしてはちょっと狭いです。
ただ、縁側がガラス張りなので走りまわるこどもがいても安心な点はグッドです。
ちょうど1時間で小豆島の草壁港に到着。
草壁港は小豆島内にいくつかある港の中でも、観光地密集地に近い港で各観光地にスムーズにアクセスできます。
また、港内にある「うどん三太郎」というお店が有名店なのか、昼時に行列ができていました。
[小豆島・坂手港→神戸・神戸港]
帰路はジャンボフェリーを利用するため、往路とは別の坂手港を利用します。
坂手港は今回宿泊したベイリゾートホテル小豆島や二十四の瞳記念村から至近ですが、他の港と比べて周りになにもなさすぎてちょっと寂しいです。
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スルーきっぷを利用しているので、今回は坂手港でチケットを発券する必要はなく、搭乗開始までそのまま車内or待合室で待ちます。
(繁忙期でもないため、予約の確認もありませんでした。)
しばらくすると利用するジャンボフェリーが入港してきました。
実はこのフェリー、高松~神戸航路で、小豆島の坂手港は経由港。
そのため、すでに車両が積載されています。
坂手港から乗る車両の積載が完了したら即出航。
車両甲板から客室へ移動している間に動き出して驚きました。
ジャンボフェリーは客室内の撮影が禁止されているので、問題なさそうなものを2枚だけ。
うどんは客室では食べることができず、売店前の立ち食いカウンターでしか食べることができません。
また、この日は結構売り切れメニューが多かったです。
小さなこども連れの場合、出発地でお弁当なり軽食を用意しておいた方が吉です。
[ジャンボフェリー設備]
先述の通り、客室内は撮影禁止なので、客室の雰囲気はこちらを参照していただければおおむね把握できます。
ジャンボフェリーも夜行便・繁忙期以外は全席自由席です。
男性専用の大浴場は、売店横の狭い窪みを進むとあります。
利用は無料、3m程の浴槽とシャワー4基、サウナがあります。
オーシャンビューで結構気持ちいです。
脱衣所も広く、洗濯機なんかもありますが、ドライヤーはありません。
一方女性専用のシャワールームは女性専用フロア内にあります。
1回15分の利用が目安とのこと。こちらはドライヤーがあります。(100円)
注意したいのは、どちらもタオル・アメニティはありません。
利用したい場合は銭湯よろしくお風呂セットの持参が必要です。
座席は2階洋室イス席が人気で、今回は経由地から乗ったので、すでに満席。
こどもを寝かしたかったので、ラウンジ席を利用しました。
大きな窓が近く、眺望いいしなんとなく空間広かったのでよかったです。
チャイルドルームやサニタリールームが女性専用フロアにある点は、パパが入室することができず不便。
こどもと一緒にいたいorママに休んでもらいたいパパのことも考えて、改善していただきたいところです。
ジャンボフェリーはWi-Fiが設置されていて、ジャンボフェリーの回線が2つと、神戸Free Wi-Fiの計3つが接続できます。
神戸Free Wi-Fiは神戸市内で接続できるアレです。香川県である小豆島や兵庫県・淡路島付近の海上でバリバリ神戸Free Wi-Fiが接続できる不思議。
[ハイライトは明石海峡大橋通過]
この航路のハイライトは、神戸港出入港30分前後くらいに通過する明石海峡大橋です。
明石海峡大橋の下をくぐる経験ができるなんて、船旅でしかできないのでワクワクしました^^
そんなこんなで約3時間半で神戸港へ入港。
船でしっかり休めた上に、神戸まで戻ってこれたので、自宅まで短時間かつ元気に運転することができました。
[総括]
瀬戸内海の島旅行に欠かせないフェリー移動。
各社に特徴があって、楽しかったです。
なにより、快適な客室でゆっくりしている間に目的地に到着しているというのは楽でいいですね!
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