去年11月にリニューアルした京都・南座で初めて歌舞伎を観てきました!
間近で、公演を通しでみるのも初めてだったので、とても感動しました!
南座
昨年2018年11月に2年の改装期間を経て新開場した南座。
今回は16:30開演の回を観劇しましたが、南座の場合16時の開場時間までエントランスがクローズしており、早くついても祇園界隈で時間をつぶすしかありません!
開場したら、館内を散策します!
まずは幕間弁当の購入!
南座は1Fロビーになだ万をはじめ、幕間弁当を販売しているエリアがあります。
幕間に購入しようと思うと売り切れてしまっていたので、開演前に購入するのが吉です!
その他、お食事処としてなだ万茶寮やとらやカフェが入っているので、
食事もゆっくりしたい方はこちらもおすすめ!
とらやは南座限定パッケージの羊羹を販売しているので、おみやげに、観劇中の糖分補給にいいですね!
一通り館内を散策し、客席につきます。
今回は1階席の10列目で見ることができました!
7~9列目が「とちり席」といって一番舞台を見やすいエリアと言われているそうですが、そのちょっと後ろ。
それでも舞台との距離感、見え方はばっちりでした!
東海道四谷怪談
今回は南座新開場記念の〆を飾る公演、「通し狂言 東海道四谷怪談」
という演目をみました!
片岡愛之助、市川中車(香川照之)、中村七之助の3名がメインの豪華な舞台です!
あとから知りましたが、こちらの演目、「大入り」と呼ばれる大人気作品とのこと。
たしかに、「世話物」でお話の流れも、言葉もわかりやすく、かつとても面白かったです!
もちろん、筆者が観劇した日も大入りでしたよ!
ちなみに、南座には「一幕見席」はありません;;
歌舞伎観劇に欠かせないのが、イヤホンガイド!
南座の場合、保証金なしの700円でレンタルできます。
片耳、音量調節の塩梅が難しいあたりは慣れが必要です。
公演中は、解説員が登場人物紹介、舞台背景やこれから訪れる見どころなどをいいタイミングで教えてくれて、楽しさ倍増です!
また、今回は幕間で本公演の制作会見の模様が流れており、お三方の舞台への意気込みなどが聞けました。
今回は三幕・約3時間の公演で、幕間は2回あります。
幕間でお弁当を食べます!
歌舞伎は自席でも食べることができるとのことで、挑戦しました!
やはりなだ万はおひたしが感動するレベルに丁寧さを感じられ大好きです。
まわりを見ているとだいたい30分間の幕間で食べている人が大半でした。
なお、幕間はなぜか6分前に休憩終了のアナウンスが流れ始めます。
なので自由に動きまわれる時間は休憩時間マイナス10分程度が吉です。
幕間は永谷園!ではなく定式幕を見ることができます。
先ほどの緞帳は1幕目開演前にしか見ることができません!
総括
初めての歌舞伎観劇、とても楽しむことができました!
ホラー嫌いな筆者が怪談を3時間も見るなんて生きて帰れるかわかりませんでしたが、
実際は「世話物」。くすっと笑えるコメディ要素な場面がかなり多い上、「見せ場」や「大詰め」は役者の動き、舞台演出がすごすぎてとっても楽しく見ることができました!
また、生・香川照之、生・愛之助を間近で見れた感動とドキドキ、
そして七之助の戸板返しからの3役早変わりなどの舞台演出は「どうなってるの?!」とワクワクできました!
なによりも、歌舞伎は思ったよりカジュアルに見れることがわかり、また機会があれば観てみようと思いました!