2020年7月に開業したJWマリオット奈良に宿泊した記録です。
お部屋の記録に引き続き、今回はクラブラウンジと朝食の様子を記録していきます。
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目次
エグゼクティブラウンジ
現在は感染症の影響でサービス内容を変更して営業しています。
フードプレゼンテーションは17時〜20時までのカクテルタイムのみです。
12歳以下のお子様は19時までの利用となりますので、カクテルタイムの利用は可能です。
クラブラウンジは2階バンケットフロアの奥にあります。
すごく地味な入り口で秘密の扉感あります。
常にセキュリティがかかっており、ルームキーがないと入室できません。
入ってすぐコンシェルジュデスクがありますが、終日無人でした。
こちらのクラブラウンジは「邸宅のような寛ぎ」をテーマにしており、自宅のようにくつろげる空間を提供。
ここに写っているのが全景で、かなりコンパクトなラウンジ。
中央ソファ席を除けば、1人or2人席が多く、ファミリーユースにはあまり向かないタイプ。
ダイニングは広々していて、邸宅のキッチンのよう。
ラウンジ内のお手洗いはダイニング横に1室。
とっても広いです。
[オールデイスナック]


カクテルタイム以降の時間帯以外の7時〜17時まではオールデイスナックの時間帯で、冷蔵庫内のソフトドリンクやコーヒー紅茶をセルフサービスでいただけます。
スナック類はバタークッキーとおかき、キャンディーのみです。
ドリンク類はお部屋にテイクアウトすることが可能。
カップが同ホテルのロゴ入りでめっちゃかっこよかったです。
[カクテルタイム]
カクテルタイムは「ご夕食前の前菜」として17-20時とちょっと長めに提供されています。
12歳以下の利用はこのうち17-19時までです。
カクテルタイムのフード類は写っているものだけになります。
完全セルフサービス。
見た目特に感染症対策ないように見えますが、毎回新しいトングを利用して取り分けるスタイルです。
一つのトングで全て(と言っても3つだけ)のお料理を取ることができます。
取り分け時のマスクの着用は必須ですが、グローブはないです。
利用者が極端に少ないので、これくらいでも別に不安になることはないです。
ではお料理を見ていきます!
ストゥブに入っているのは左からケーキプディング、ビーフピラフ、ローストビーフ
後ろの漆器は揚げ豆腐です!
スイーツはクリスマスが近く、シュトレンが。
あとはチーズケーキとタルト。
タパス系は左からほうれん草としらすのお浸し、中トロのカルパッチョみたいな、生ハムチーズでした。
奥の吉野汁はすまし汁に吉野葛を溶かしてトロミをつけたもの。美味です。
あとはパンがありました。
ピーナツバターが置かれていて、あの背徳感しかない味を久しぶりに楽しみました。


アルコールの種類も満遍なくあります。
泡はPol Messerというフランスのスパークリングワイン。
お酒についてもセルフでですが、この日はお酒を選んでいるわずかな時間にスタッフがすっと寄ってきて、飲みたいお酒を注いで頂けてとっても楽でした!
しかも毎回お席まで運んでくれます!
自分ではやらないほどスパークリングをなみなみ注いで来られた時は驚きましたが、嬉しかったです笑
カクテルは頼みませんでしたが、マドラーがJWシグネチャーでめっちゃかっこよかったです!!
ビールは冷蔵庫に4種類。
アルコールフリーもあります。
一巡目はこんな感じでスタート。
先ほど紹介したお料理は一通りいただきましたが、それぞれ1階のレストランが作っているんじゃないかと思うほど、和食も洋食もレベルが高く本当に美味しかったです!!
ちなみにメニューは日替わりだそうで、連泊でも飽きなく楽しめそうです。
先ほどの写真でお肉のレベルが高く見えたと思いますが、
お肉のレベルがものすごく高いです
確実に和牛を使っていると思われるローストビーフ。
カットも分厚く食べ応え抜群。脳が震えます。
ソースは焼肉のタレのような風味で、お酒がすすむすすむ。笑
我が子も何枚分食べたことやら・・・
基本お肉とお酒オンリーで過ごしました。
先述の通りメニューは日替わりなのでいつもあるかわかりませんが、これは定番にしてほしい!!
[バータイム]
バータイムは20時〜22時までで大人だけの時間となります。
アルコール類はカクテルタイムに引き続き同じものが置かれています。
アルコール台の中央に置かれているフルーツ(キウイ・オレンジ・バナナ)は終日置かれています。
このフルーツ、スタッフにカットをお願いしたところ
「感染症対策の一環でフルーツのカットサービスを休止しています。」と。
先述の通り、こちらのラウンジはスタッフが結構サポートしてくださるので、簡単に言うとそこんところは上手いことできるわけで、実施中のサービスとの矛盾も感じて「え?」って感じました。
というのも、こちらのラウンジはおしぼり(ウェットティッシュ)の用意がないので、自分でフルーツカットすると手がべたべたになって何度もお手洗いで手を洗わなくてはならず、できればカットしていただきたかったのです。
ちょっとこれは仕方ないというよりは残念。
カクテルタイムに提供されていたスイーツもバータイムに引き継がれていて、
この日はチーズケーキと洋梨のタルトを引き続きいただくことができました。
[他のエグゼクティブラウンジと違うと感じたところ]
本文中のどの辺で言及すべきかわからなかったのでこちらに他のエグゼクティブラウンジと違うと感じたところを3点だけ。
- カクテルタイム以外の時間帯は基本的にスタッフがいない。
(エントランス、フロア共にスタッフがいないので最初戸惑いました。が、ゲストが帰るとどこかで見てた?ってくらいのタイミングで1名スタッフが出てきてさっとテーブルを片づけて消えていきます。)
- カクテルタイム・バータイムも照明が明るい。
(この時間帯はあえて照明を落としているところも多い中、こちらは結構明るめ。子連れとしては子供が途中でおねむにならないので助かる。そして大人としても苦なく読書できるのでラウンジらしい過ごし方ができる)
- お皿が全てノリタケで統一
(これは違うというよりたまたま気が付いたのですが、エグゼクティブラウンジと客室、シルクロードガーデンで使われているお皿とティーセットが全てノリタケのものでした。ここまでキレイに統一されていると美しく、ワンブランドでもいろんな形のお皿に出会えるので楽しいです。※グラス類は別ブランド)
シルクロードダイニング
[朝食]
現在ラウンジの朝食営業はなく、1Fのシルクロードダイニングでいただきます。
検温と消毒を済ませて、入店。
店内は他フロアや客室との統一感を感じるデザインで、結構好き。
冒頭の案内ではビュッフェスタイルの記載がありますが、訪問時はセットメニューでの提供に変更されていました。(ちゃんとチェックイン時に案内がありました。)
我が家的にはこちらの方がいいので全然ウェルカム!
※シルクロードダイニング自体が朝食セットメニューのみの営業。ラウンジ利用に関係なく朝食ビュッフェはありません。
お寝坊して10時以降の来店となった場合はセットメニューに代わり上記アラカルトメニューからの提供になるそう。
和食・洋食に関わらず、スターターとしてアペタイザー、サラダ、フルーツ、パン、ヨーグルトとジュース・ホットドリンクが提供されます。
この日のアペタイザーは「サーモンと青菜の和え物の吉野こんにゃく包み・酢味噌とともに」
みたいな一皿でした。
コース料理のスタートでもあり、朝ごはんのおかずにもなる違和感のない美味しい一皿でした。
パンはスターターに含まれるので和食チョイスでもいただけます。
スタッフが巡回で持ってきてくれて、好きなものを好きなだけ。
もちろんお代わりもOK。
洋食はエッグベネディクトをチョイス。
ウインナー、ポテトなども添えられています。
間違いない美味しさ。
和食は奈良県の食材を使った御膳。
ほうじ茶で炊いた茶粥と飛鳥汁をチョイス。
どれも優しい味付けで朝にぴったり。
飛鳥汁は初めて食べましたが、粕汁のようなもので筆者の舌にドストライク!!
お代わりいただきました^^
セットメニュー内であれば追加・お代わりは自由とのことで、ホテルオムレツウォッチャーな筆者(笑)オムレツを注文。
美しい仕上がりですが、中まで適度に火が通っておりトロトロ感はなし。
ですが、ふわっと感と卵の旨味はバッチリ。さすがです。
で、ここまででお気づきかと思いますが、
和食チョイスは地雷です。
スターターだけでも十分食事になるのにそこに和食膳、さらに筆者の場合オムレツ(しかも焼き物付き)を追加しているので、完全にボリュームオーバー。
和食が食べたい場合はスターターはとりあえずカットして和食膳だけでお願いするのが吉かと思います。
お子様膳の用意があります
朝食は無料のお子様メニューの用意があります!!
スタッフからの案内のみでメニューがなく、到着してからのお楽しみとしましたが、
これはすごい!!
焼き魚はちゃんと皮・骨を取って食べやすくしてあります。
ポテトもベイクドでノンフライ。
2歳児にも難なく食べられる優しいメニューばかり、和洋一体でこれは嬉しい!!
[子連れ情報]
ラウンジについては小さなお子様用の用意が全くありません。
エプロン、カトラリー類は自身で用意が必要です。
チャイルドチェアもないので工夫が必要です。
シルクロードダイニングは逆に万全の体制で全てが揃っていて安心です。
[ホスピタリティが秀逸]
ラウンジもレストランもスタッフが充足しており、不便はありません。
むしろ付かず離れずの細やかな気遣いが随所にあり、とても助かりましたし、楽しかったです。
特にカクテルタイムのラウンジスタッフは利用者(グループ)よりも多く(笑)、テーブルサービス、子どもへの対応が非常に丁寧かついい距離感で心地よかった。
さすがマリオット最高ランクのホテルは違うなと感心しました。
[余談]
ホットワインサービスがありました。
この日はクリスマスが近かったためか、11時〜19時の時間帯にロビーでホットワインとホットチョコレートが無料で振舞われていました。
JWロゴの赤ワインがかっこいいですね!
筆者は運転があり、の以前に朝食で満腹を通り越していたので、残念ながらいただかず。(涙)
ホテルクレジットで昼食を
今回はホテルクレジット5000円がついたプランだったのですが、ラウンジ付きだったので使い道がなく・・・
レストランのランチ営業はコースのみでボリューム以前に高額なので、ルームサービスでクラブサンドとビスクスープを注文。
お部屋の大きなテーブルが役に立ち、チェックアウト前に美しく優雅な昼食をいただくことができました。
(ホテルクレジットはレストラン・ルームサービス・スパで利用できます。)
[総括]
JWマリオット奈良のラウンジと朝食の様子を記録していきました。
規模は小さいもののハードもソフトも非常に満足度の高い高評価のラウンジでした。
朝食も大満足!すぐにでも再訪したいです!
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