StarwaveのDisney&Hotels Life

ディズニーとホテルライフが趣味の夫婦が綴る宿泊記

ディスアビリティーアクセスサービスを使ってみた!!@東京ディズニーリゾート

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東京ディズニーリゾートでは、障がいや高齢、妊娠など一時的に身体機能が低下しているゲストもパークを楽しめるよう、

  • ディスアビリティーアクセスサービス(対象手帳をお持ちの場合)
  • 合流利用サービス(高齢・妊娠、ケガなど一時的な機能低下をお持ちの場合)

というものがあります。

今回は同行者にディスアビリティーアクセスサービスを適用できる人がおり実際利用してみたので、そのレビューを記録していきます。

(合流利用サービスとDAS同伴は利用していないので割愛してます)

目次

 

ディスアビリティーアクセスサービス(通称:DAS)

2019年7月より始まった新サービス。

旧称は「ゲストアシスタントサービス(ゲスアシ)」でしたが、不正が絶えず名称を変えルールが厳格化されました。

アトラクションのQライン以外の場所で待ち時間を過ごせますよ、というサービスです。

対象者(以下「本人」)

身体障害者手帳精神障害者保健福祉手帳療育手帳(愛の手帳、緑の手帳)、被爆者健康手帳、戦場傷病者手帳、障害福祉サービス受給者証をお持ちの方

母子健康手帳は対象外です!!)

対象施設

パーク内ほぼすべてのアトラクション

(ショー、レストランでは使えません)

適応上限人数

アトラクションはご本人のほかグループの方5名、計6名まで利用できます。

キャラクターグリーティング施設はご本人のほかグループの方9名、計10名まで利用できます。

なお、グループの人数が多い場合は、ご本人以外のグループの一部の方に列に並んでいただき、乗り場で皆さんが合流できるよう案内することがあります。

(公式HPより引用)

実際利用してみた

[対象同行者]

身体障害者手帳保有

アトラクションは独歩で移乗できるが、パーク内の移動は車いす

[車いすレンタル]

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車いすレンタル

まずは車いすを借ります!

東京ディズニーランド・シーではベビーカーのほか、お体が不自由な方に対して、

車いす電動車いす、電動カートの貸し出しを行っています。

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両パークの貸し出し場所

ランド、シー共にエントランス入ってすぐのところで貸し出しを行っています。

車いすのレンタル料金は1日500円です。

パーク内で利用できるのはもちろん、お帰りの際もなるべく使うことができるよう、

「持ち出し可能場所」というのがあり、東京リゾート内各施設と直営ホテル、リゾートライン、駐車場、バスターミナルまではこのレンタル車いすで移動することができます。

今回は以下のような使い方をしてみました。

移動:ランドで遊んだあとミラコスタに宿泊

→ランドで貸し出し、返却はミラコスタ

これだと、途中の移動の心配もしなくていいので安心ですね!

www.tokyodisneyresort.jp

[登録方法]

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ランドのゲストリレーション

基本的には両パーク内のどこでも登録できます。

端末を持っているキャストであれば誰でも登録してくれます。

もっとも間違いないのは両パークにあるゲストリレーション(総合案内センター)です。

登録する際は対象の証明書をお持ちのご本人+登録したい同行者の

全員がそろっている必要があります。

●必要なものは

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DASの登録にはパークチケットが必須

以上がそろった状態で、キャストに登録したい旨を伝えると、

まず利用規約、利用方法の説明があり、これに同意をすると登録手続きに移ります。

(この時にディスアビリティーアクセスサービスをDAS〔ダス〕って略していいよって教わります。)

登録方法はシンプル

  1. 証明書の確認
  2. 証明書保有ご本人の写真撮影
  3. 登録したい全員のパークチケット読み取り

これで完了です。

すべてスマホのような端末でピピっとやってくれるのでスムーズです。

2デーパスなど複数日インパする際も一度登録しておけばOKです!

日毎に再登録は不要です!

登録時になにかDAS利用中であることを示す証明書みたいなものの発行はなく、

パークチケットにすべての情報が登録されていますので、パーク内でDASを利用する際はパークチケットがあればOKです。

[アトラクションでの使い方]

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パークチケットの読み取り

まず、DASを使いたいアトラクションに行って誰でもいいので近くのキャストに

「DASを使いたいです」

と言うと端末で全員分のパークチケットを読み取ってくれます。

この時、本人が必ずいることが必須です(チケットさえあれば全員揃ってなくてもOKです)

本人不在ではDAS利用できませんので、「私が申請してくるからおじいちゃん待ってて!」なんていうのはできませんので注意してください!

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読み取りが完了すると、ゲストリマインダーカードがもらえます。

馴染みのあるものだと、紙ファストパスと同じようなものです。

ここにある「利用時間」とは「現在時間にその瞬間の当該アトラクションの待ち時間を足した時間」です。

この時にDAS申請した時間が14:30で、その時点の待ち時間が80分だったので、

「15:50にアトラクションに戻ってきてください」ということになります。

(つまり、ファストパスと違いあくまで待機列外で順番待ちしている状態ですので、この時間より少し早めorぴったりに戻ってくる必要があります。)

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裏面はアトラクション記入欄(写真はランド)

なお、リマインダーの情報はファストパス同様アプリと連動していますので、アプリでもチェック可能です!!

 

ちなみに「交代利用サービス」については子連れ上海ディズニーで解説していますので、アトラクションに乗れない小さいお子さんお連れのファミリーの方は是非参考にしてみてください!

starwave-disneyandtravellife.hatenablog.com

 

[時間になったら]

時間になったらアトラクションに戻って、近くのキャストにリマインダーを渡します。

するとキャストさんがアトラクションへ案内してくれます。

特別入口や出口を逆行などの方法でアトラクションの目の前までノンストップでアクセスできます。

グリーティングの場合は、列の先頭に合流し、お部屋に中に入ったらあとは普通に順番を待ちます。(ミッキーの家の場合入口からミッキーに会えるまで約20分はお部屋の中で並ばなければならない。)

ただし、グリーティングの場合はずっと車いすに乗っていられるのでそんなに心配はいりません。

[DAS利用中の注意事項]

  • 待ち時間が短くなるものではありません。
  • DAS利用中は他のアトラクションは利用できません。
  • リマインダーの時間を過ぎると利用できません。
  • DAS利用中でもファストパスの取得は可能です。(時間の重複には注意!)

[感想]

実際DASを使ってみると、待ち時間はアトラクション利用できない代わりに、記念写真をたくさん撮ったり、お土産をみることができるので、滞在時間を最大限有効活用でき、とっても効率よくパークを回ることができました。

なにより、同行者本人が「こんなに楽しめると思わなかった」と、とっても喜んでくれたことが嬉しく、DASのおかげで混雑したパーク内でもたくさんの楽しい思い出を作れたことが一番「活用してよかった」と思えました。

[総括]

今回はディスアビリティーアクセスサービスについて記録しました!

ディスアビリティーアクセスサービス・合流利用サービスは障がいや高齢、妊娠など一時的に身体機能が低下しているゲストもパークを楽しめるように用意されているプログラムです。

もし体力に自信がなくて、ディズニーに行くことを躊躇われているようであれば、

これらのサービスを使うことができれば、安心かつ効率的に遊ぶことができますので、

是非活用してみてください!

なお海外ディズニーパークでも同様の目的のプログラムがありますので、海外ディズニーでも安心ですね!

 

www.tokyodisneyresort.jp