上海ディズニーへ行くため、初めて子連れでANA国際線を利用したところ、
上級会員以上の優先サービスなどを利用できたので記録しておこうと思います!
今回は関空~上海浦東間をANAで利用しました。(NH973 NH976)
目次
優先チェックイン
最近はWEBで事前チェックインをして、当日はチケットレス搭乗ができますが、
赤ちゃんはこれが使えないので当日カウンターでチェックインが必要です。
ANAの場合、国内主要空港には写真のようなお手伝いが必要なお客様用の優先カウンターがあります。(国内線・国際線ともに)
これが非常に快適で、赤ちゃん連れに慣れたスタッフの方々がスムーズに手続きしてくれます。
ベビーカー貸し出し
そして、チェックインカウンターで無料でベビーカーを借りることができます。
こちらは搭乗改札口の手前まで利用することができます。
機内では安全のため抱っこ紐を利用することになります。
ちなみにベビーカーについては2通りの対応ができます。
1.チェックイン時に預け手荷物にしてしまい、ベビーカーを借りる
今回利用した方法です。
・時間的に赤ちゃんを寝かす必要がない(リクライニングしないため)
・自分のベビーカーが大きい
・空港内でのお買い物・食事などの身動きをスムーズにしたい
このような時はベビーカーを借りてしまったほうが楽です。
2.自分のベビーカーを搭乗改札口まで利用し、預け手荷物にしてもらう
これは帰りに利用しました。
上海浦東国際空港ではベビーカー貸し出しがなく(優先チェックインもなし)
この選択肢しかありませんでした。
チェックインカウンターで預け手荷物のタグなど張ってもらい、あとは搭乗口まで普通に使います。海外の空港はいろいろ幅が広いので(笑)あまり気になりませんでした。
また、搭乗口手前で預けるので120%ロストバゲージの心配はありません。(たぶん)
保安検査優先レーン
保安検査エリアなので写真はありません。
関空だけかもしれませんが、保安検査場の左端にベビーカー・車いすマークなどがついた「優先レーン」がありました。
検査場の係の人に聞いたらそのまま通してくれ、待ちなしで保安検査を通過できました。
これについてはチェックインカウンターなどでもアナウンスはなく、「アポなし」利用が正しかったかはわかりません。
お子様用ラウンジ
ラウンジではありませんが(笑)
今回は搭乗口の目の前にあり、ぎりぎりまで遊ばせてご機嫌になってもらいました!
事前改札サービス(優先搭乗)
赤ちゃんの搭乗順位は1番です!(国内線・国際線共に)
どんな上級会員よりも最初に搭乗できます!
このサービスのいいところは、
・誰もいないので荷物を焦らず収納できる、子どもの準備が機内でできる
・CAさんにあれこれお願いしやすい
だと思います。
一方で、早く乗ることで暇な時間が増え、逆に子供をぐずらせてしまうこともあります。
我が家は経験上こちらのほうでしたので、今回は事前改札を使わず、なるべく最後のグループで搭乗しました。(ベビーカーを預ける必要もなかったため)
この作戦は正解でした!搭乗して5分もしないうちにドアクローズとなり動きだし、
我が子もご機嫌なままフライトすることができました!
(帰りは諸事情で強制的に事前改札利用となり、案の定ぐずられました;;)
ベビーミール(機内食)
予約時に2歳未満の子供がいると自動的にベビーミールのリクエストが入ります。
搭乗するとすぐにCAさんからベビーミールのリクエストの確認が入り、目印のシールが座席に張られます。
と同時に、提供のタイミングも聞かれますが、もちろん「離陸後すぐ」でお願いします。
上海便は往復ともにフライト時間が2時間ほど。
ご存じの通り機内食は離陸後約30分以降に提供されるので、大人の機内食と同じタイミングもしくはそれ以後に出されても食べさせてあげる時間も場所もないんです!
なので「離陸後すぐ」のリクエストが必須になっていきます。
驚いたのが、ベルト着用サインが消えたのとほぼ同時に提供されたこと!
ほんとにすぐでした・・・!!
内容ですが、「往路は」写真の通りのボリュームです!!
「早すぎる食べ盛り期」のわが子でも完食はしませんでした(笑)
帰路はさすが中国の工場で作っているだけあって提供できるものが限られてくるのでしょう。びっくりするくらい質素です。
ただ、運よく夜発の便でわが子は遊び疲れておりこのボリュームでも十分でした(笑)
機内食については残念な点があり、後述します。
降機後・入国時
チェックインカウンターであらかじめベビーカーを「降機後すぐ受け取り」することをリクエストすると、降機後すぐのところで係員がベビーカーを持って待っていてくれます。
国際線の場合、入国審査の後にバゲージクレームがあるので、ありがたいサービスです。
が、往路では手違いでバゲージクレームへ行ってしまい、入国審査後の受け取りとなりました。
気のせいかな、出入国時共に赤ちゃん連れには寛容な?対応をしてくれ非常にスムーズだったので特に困ったことはありませんでした^^
余談
今回乗った機材はB767-300ERというもので中距離国際路線用機材です。
ANAのB767は小さいときから愛着のある機材で大好きです。
さて、そんなB767の国際線用機材なのですが、今回は17列目(17H,17K)を予約しました。
もともとこのシートはFixed Back Shellスタイルと言って背もたれが倒れるのではなく、座面がスライドすることでリクライニングするタイプの座席なので、どこに座っても窮屈感は変わらないのですが、
赤ちゃん連れにはこの場所が大きな意味を持ちます。
まずこの座席はエコノミークラス前方に位置し、3列しかない特別な空間です。
(17列目でのエンジン真横くらいなので景色は見えます。)
そのため、もし子供がぐずっても、申し訳ないですが、ご迷惑をおかけする範囲が限定的になります。
次に、上の図の通り、ベビールームとあやせるスペースが真後ろにあります!
ベビールームといっても狭いトイレにおむつ替え台がついているだけなのですが、
心理的に落ち着きますよね。
それとギャレーも真後ろなので、CAさんに声がかけやすいのも助かります^^
ベビーミールにクレーム
実は今回往復ともベビーミールの中で温めて提供されるミール(写真手前)が熱々の状態で提供されました。(大人でも器が持てないくらいの熱さ)
往路は大人の機内食の器を使ってなんとか冷まして食べさせることができましたが、
帰路は熱すぎて冷ましきることができず、食べさせてあげることができませんでした。
すぐにANAに投書したところ迅速なお返事をいただき、関係部署で情報共有してくださるそうなので今後このようなことがないように期待しています。
しかし、今回ベビーミールに頼りすぎていたところがあったので、このような事態も想定して、1食分は自前でベビーミールを持ち込んでおいた方が吉だな、と学びました。
総括
総合して、ANAの赤ちゃん対応は非常にスムーズで手厚く、旅の心配事を1つ無くしてくれる心強いサービスだと思います!
我が子のコンディションに合わせてサービスを使いわけるとより快適な旅になると思いました!